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  • 東京カラーフォト・プロセス 株式会社 代表取締役社長 髙木 尚之

インタビュー

製造・技術

機能的な24時間体制を実現

石黒 具体的に、どのようなことを変えていかれたのかが気になります。

髙木 まず、社員たちのライフワークバランスを整えるための仕組みづくりを進めました。フレックスタイム制を導入し、12時半から13時までの30分だけをコアタイムに設定することで、かなり自由な時間配分で働けるようにしたんです。そして、徹底的に残業数を減らし、有給休暇の完全取得を目指しました。プライベートが充実すれば、自ずと仕事にも身が入るようになるもので、実際に多くの社員のモチベーションは向上したと思います。他にも、給料体系も残業時間ではなく成果に応じて上がっていく評価制度へ変えたため、「短時間で大きな成果を上げよう」という意識が芽生え、生産効率も格段に向上していったんです。

石黒 なるほど。業務を効率化するために、まずは社員の方たちの働き方から改革していかれたのですね。

髙木 はい。その甲斐あって、社員の意識改革に成功し、業務体系も現在は24時間体制で書籍や雑誌のデザイン、DTP、修正、印刷、そして製本まで、全ての工程をトータルでお任せして頂けるようになりました。どんな案件であっても、当社でしっかりとスケジュールを引いて、最短納期を実現しますよ。

石黒 それは素晴らしい。書籍製作のことを何でもお任せできるというのは、唯一無二の強みですね。

髙木 ありがとうございます。また、当社はご依頼して頂いた原稿に誤字や脱字がないかをチェックし、発見した社員には特別報酬を出す「未然防止活動」にも注力していまして。これによって致命的なミスも書籍化前に修正できるケースが多くなり、編集者の方からはいつも感謝して頂いています。他にも、定期的な社内教育や技術研修を行い、デザイナーでも制作オペレーターでも皆が同じ仕事をこなせるような体制を整え、守備範囲を広げることでイレギュラーな事態が起きても崩れずに業務遂行が可能です。

石黒 社長が常に物事に対して先手先手で動いていらっしゃるのが伝わってきます。その秘訣とは一体何でしょう。

髙木 「先を読む」のは予想や勘ではなく、お客様の声や、世間の情報に対して敏感であり続け、タイミングやお客様の気持ちを「読み取る」ことだと思ってます。最近はSNS上で使用する画像の修正依頼などを頂くこともあり、そうした最新のニーズを察知しお応えしていくことで、他の業者にはない一手先の動きができるようになるのだと思います。

働きがいのある会社を

石黒 事業の充実ぶりはもちろん、これだけ職場環境が整えられていらっしゃると、社長の下で働きたいと思う方は、この先ますます増えていく気がします。

髙木 そう言って頂けると嬉しいです。これからも、社員たちには「常に誠実である」という私のモットーを伝えながら、より多くの仕事をこなせるように雇用・育成し続けていきます。そうして、全社員が幸せだと思える環境をつくり、結果として良い仕事へつながっていくような働きがいのある組織を完成させることが、私の大きな目標です。

石黒 では最後に、会社としての今後のビジョンについてもお聞かせください。

髙木 24時間生産体制の短納期、高いレベルの品質を常に提供するという当社ならではの強みをさらに強化しつつ、特にデザインに力を入れ、デザイン分野の幅を大きく広げていきたい。今後もあらゆるご依頼に柔軟に対応してまいりますので、まずはどんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

GUEST COMMENT

石黒 彩

歴史ある会社で長く働いていると、つい古い慣習を重んじ過ぎたり、若手に価値観を押し付けたりしてしまう人も多いと思います。しかし、髙木社長には全くそういうところがなく、むしろ時代とともに考え方を柔軟に変えていらっしゃるのが素晴らしいと感じました。社員さんも常に新鮮な気持ちで仕事ができるでしょうし、今後も新たな挑戦を続けていってほしいですね。

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