インタビュー

建築

オーティーエス

学生時代からとび職の仕事に憧れを抱き、学業を終えるとすぐに建設業界へ。経験を積んで18歳でとび職人となり、20代前半で一人親方として独立を果たす。しかし、経営に苦戦する中で事業を畳まざるを得ない状況になり、腰を痛めたことから現場仕事に携わることも困難に。それでも不屈の心で営業と現場監督として建設業界に関わり続け、ノウハウを身に付けた後、2018年に「オーティーエス」を設立した。

オーティーエス
住所 〒573-1171
大阪府枚方市三栗1-28-49 201
URL https://www.ots0701.com/

大阪府枚方市を拠点に、関西一円で足場工事を手掛けている「オーティーエス」。職人としてはもちろん、営業職や現場監督の経験も積んできた大谷代表が目指す「安全かつ効率的な仕事」とは。その根底にある思いに、元ボクシング世界王者の西岡利晃さんが迫った。


苦難を乗り越えて再スタート

西岡 こちらは足場工事を手掛ける会社だと伺っています。大谷代表は、この業界一筋で歩んでこられたのですか?

大谷 はい。中学生の頃から、とび職の親方をしていた親戚の手伝いをしていて、高所で足場を組んでいく姿に憧れを抱いていました。そこで、学業を終えるとすぐに建設現場で働き始め、高所作業ができる年齢になったタイミングで、とび職人として会社に入ったんです。

西岡 そんなに早い段階からこの世界へ進むことを決めていらっしゃったのですね。では、独立願望もその頃からすでに持っていたのでしょうか?

大谷 はい。23歳まで修業を積んでいく中で、「自分の力でやってみたい」という思いが強くなったことから、一人親方として独立しました。しかし、当時の自分にはまだ若く未熟なところがあり、仕事を取り過ぎて多忙を極めた上、お客様とも連絡がつかない状況になってしまって。このままではダメだと思い、再び職人からやり直そうとしたのですが、今度は腰を痛めてしまい、医師から「現場復帰は難しい」と宣告されました。正直、当時は頭が真っ白になるほどどん底でした。

西岡 そんなつらい時期を経験していらっしゃったとは。その苦境を、どのようにして乗り越えてこられたのかが気になります。

大谷 あれこれと悩んだものの、やはりこの仕事に関わり続けたいと腹を括り、立場を変えて業界に携わることにしました。そうして、まずは現場監督の仕事に携わって職人の管理やスケジューリングのノウハウを学び、さらに営業会社に入って営業スキルも磨きました。徐々に自信を取り戻してきた頃に、妻が「そろそろ、また独立したらいいんじゃない」と声を掛けてくれたんです。大変な時期を知っている妻が後押ししてくれたことは本当にありがたかったですし、前職の社長も「独立するなら、これまで自分で取ってきたお客様にお声掛けをしなさい」と言ってくださって。本当にたくさんの方に支えて頂いたおかげで、こうして再スタートを切ることができました。

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巻頭企画「天馬空を行く」には、第25代WBCスーパーバンタム級チャンピオンの西岡利晃さんがご登場!世界王者の栄冠を掴むまでの足跡を辿ります。

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