インタビュー

医療・福祉

ガランティア

学業修了後はエンジニアとして活躍。2009年、妻が他界し、ショックにより精神病を患う。治療中に訪れた本屋で“起業”の文字を目にし、独立を決意する。起業のノウハウを学び、2019年、障がい者のための情報サイト「チャレサブ」を立ち上げた。

ガランティア
住所 〒541-0048
大阪府大阪市中央区瓦町2-3-14
日宝瓦町ビル 5F
URL https://chalsv.com

西岡 松元代表が障がい者支援に携わるようになったきっかけというのは?

松元 私はもともとエンジニアとして活動をしていました。しかし、23歳の時に結婚した妻が、病を患い2009年に他界しまして・・・。私と2人の子どもはとても大きなショックを受けました。私自身、心神喪失の状態が続いていたのですが、ある日、本屋で“起業”の文字に惹かれ、さっそく起業のノウハウを学ぶため、大阪産業創造館というビジネススクールに通うことに。一方で、当時、手に障がいがあった知人に、パソコンが操作しやすくなるようフットスイッチをつくったところ大変喜んで頂けて。そこで、障がいをお持ちの方の力になりたいと思い、「チャレサブ」を立ち上げ、障がい者のための情報発信サイトを始めました。

西岡 悲しみを乗り越えて独立された代表だからこそ、障がいをお持ちの方に寄り添う力も長けていらっしゃることでしょう。

松元 ありがとうございます。つらい日々の中で、何をしていいのか分からない状態でしたが、大阪産業創造館との出会いが、私の背中を押してくれました。4人の同期がいたことも心強かったです。在学中は、中小企業診断士の方からアドバイスをたくさん頂き、じっくりと勉強することができました。

西岡 では、実際に起業されてみていかがでしたか?

松元 サイトのアクセス数を増やすことは難しいのですが、良いサイトにするためにできることを着実にこなしています。有益な情報をしっかり記事に書くよう心掛け、他にも、私自身が精神疾患を乗り越えた経験を広めることで、多くの方に勇気を与えられると考え、そうした記事も作成しているんです。

西岡 そこまで頑張れる原動力はどこにあるのでしょうか?

松元 妻が残してくれた子どもたちの存在が大きいです。また、「支えてくれた方に恩返しをしたい」という思いですね。実は、妻を亡くしたとき、本当に悲しくて死を考えたことも。しかし、知り合いが私の様子の変化に気が付き、話を聞いて励まし続けてくれました。そうした「人とのつながり」が私の力となっています。

西岡 人とのつながりを大切にする代表のもとには、これからお仕事も人もどんどん集まってくるでしょうね。

松元 そうであれば嬉しいですし、私を支えてくれた方のように、私も誰かにとってありがたいと思われる存在になりたいです。今後は、まだ世の中にない便利なものをつくったり、障がい者の方にサイトで記事を作成してもらったりなど、どんどん新しいことに挑戦して、成長し続けてまいります。

GUEST COMMENT

西岡 利晃

「社名は、自分の“保”という名前をスペイン語で現したものにしたんです」とお話ししてくださった松元代表。“ガランティア”は保険・保障の意味を持つ言葉だそうです。代表の存在によって、障がい者の方がさまざまなことに安心して挑戦でき、笑顔が増え続けていくよう、多くの情報を届けていってくださいね。


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