インタビュー

建築

インフラを担う矜持と責任を持って

原田 携帯電話基地局と聞くと、言葉の意味は分かるものの一般の方にはイメージしにくい部分も多いかと思います。具体的に、社長はどのようなお仕事を手掛けていらっしゃるのでしょうか?

山岡 今の世の中で、日本全国いつでもどこでも携帯電話が使えるのは当たり前ですよね。それは、各地に携帯電話基地局が設置されていて、安定して電波が通じる環境が保たれているからなんです。私たちは日々、その基地局を新たに設置したり、通信システムが新しくなった際のアップデート工事をしたりする仕事を手掛けています。

原田 では、極端に言えば私たちが携帯電話を使えるのは社長たちのおかげ、ということになるのでしょうか?

山岡 基地局がなければ電波が通じないという意味では、そうかもしれませんね。少なくとも私たちは、現代社会に欠かすことのできない「通信」というインフラを支えているのだという矜持を持って仕事に臨んでいます。そして、それは同時に我々のミスによって地域レベルの機能障害が起こる可能性があるということでもありますから、常に緊張感と責任感も併せ持つように心掛けています。

原田 力強いお言葉の中に、社長のプロ意識の高さを感じます。社会的に重要なポジションを担っていらっしゃる分、やりがいも大きいのではないですか?

山岡 そうですね。自分たちが工事をした地域を訪れて、そこで暮らしている方々が不自由なく携帯電話を利用していらっしゃるのを見ると、誇らしい気持ちになります。また、これからはこの仕事の楽しさや尊さを、若い世代にも積極的に伝えていきたいんです。そのためにも、自分の母校で講演会を開くなど、情報発信の機会を設けようと思っています。

分野にとらわれない事業展開を

原田 社長の頑張る姿を見れば、きっと多くの若者たちがこの世界で働いてみたいと思うはずです。

山岡 当社としても、まだまだ共に働く仲間を増やしたいですから、人材採用、育成には力を入れてきますよ。最近は「4G」から「5G」へと通信システムが切り替わる工事が進められており、通信容量が増えたことで、基地局は携帯電話だけでなく、自動運転などIoT分野の発展にも必要不可欠な存在になりつつあります。そんな通信の最前線で、多くの仲間たちと一緒に仕事をしたいですね。

原田 では最後に、会社としての将来のビジョンについてもお聞かせください。

山岡 これからも日本の通信インフラを支えつつ、さらに会社を成長させていくために、飲食業や不動産業など、新たな分野へも事業の枝葉を伸ばしていくつもりです。社員の中にそれぞれ得意分野を持った者がいるので、彼らに挑戦の機会を与える意味でも、やりたいことはどんどんやらせてあげられればと思います。そして幅広く事業を手掛ける中で、これまでお世話になった方たちへの恩返しができればこれ以上のことはありません。

GUEST COMMENT

原田 伸郎

「今があるのは社員たちのおかげ。彼らの生活を守るためにも頑張りたい」と語っていらっしゃった山岡社長。その謙虚な姿勢には心から感銘を受けますし、人望が厚く多くの仲間を集められる社長は、まさに「人間の基地局」だと思います。これからもぜひご活躍の範囲を広げながら、確固たる人脈のネットワークを構築していかれてください。

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