インタビュー

スペシャリスト

朴木昭一税理士事務所

富山県出身。高校卒業後、金沢国税局に採用され、税務大学校東京研修所へ入校。卒業後は東京国税局や管内税務署に勤務し、税務調査に従事する。約30年の勤務を経て、企業経営者への前向きなサポートをするべく税理士としての独立を決意。2016年3月、東京都杉並区にて「朴木昭一税理士事務所」を開業した。

朴木昭一税理士事務所
住所 〒167-0021
東京都杉並区井草3-16-10
URL http://tomato3478.com/

約30年にわたって国税調査の経験を積んできた朴木氏が手掛ける「朴木昭一税理士事務所」。同氏が豊富な経験知をもって伝える、企業経営に欠かせない税金への対策や心構えとは何か。自身も飲食店を経営するタレントの矢部みほさんが話を伺った。


国税局で積んだ約30年の調査経験

矢部 朴木所長は、国税局出身の税理士さんだとお伺いしました。

朴木 はい。私は高校を卒業後、金沢国税局に採用され、東京の税務大学校に入校しました。そして卒業後は東京国税局に入局したんです。初めて現場に出たのは19歳の時。それから約30年にわたり、税務調査を中心に手掛けてきました。

矢部 豊富な経験を積んでこられたのですね。そのまま職務を全うされるという選択もあったかと思いますが、独立を決意された理由というのは?

朴木 国税局時代は、「適正」「公平」を達成するという使命を持って業務を行っていました。ただ、調査を通じて相手のプライバシーへ踏み込む瞬間などは、どうしても歯がゆさを感じる部分がありまして・・・。その中で、独立する5年ほど前に病気を患い、「やり残したことはないか」と人生を振り返ったんです。そして、「申告の間違いを指摘し、税金をきちんと納めて頂く」だけではなく、「なぜそうした申告をしてしまったのか」を経営者の方に理解して頂き、申告を誤らずに済むようにサポートしてさしあげたいという考えに至り、独立を決めました。

経営者に正しい経営管理の方法を指南

矢部 具体的には、どのようなサポートをしてくださるのでしょう。

朴木 税金・申告に関するご相談全般を承る他、事業承継、相続に関するご相談にも幅広く応じています。例えば税務調査に関しては、調査する側に立っていた経験を生かし、調査前の準備などの具体的なアドバイスが可能です。
また、企業の資金繰りなどの経営支援も手掛けていまして、創業期のサポートに力を入れているんです。税務署の調査に立ち会ったり、銀行の融資担当者との話し合いにも同行するなど、企業経営のためのあらゆる支援を行っています。

矢部 その中で、所長が心掛けていらっしゃることは何かございますか?

朴木 経営者ご自身がしっかり会計を理解し、経営管理できるように導くことですね。中には利益をざっくりとしか計算していない経営者の方も多く、その結果、申告を間違えたり、帳簿上は黒字なのに現金がなく、黒字倒産してしまうケースも。企業が生き残るには、粗利とキャッシュフローという特に重要な2点を理解し、支払うべき税金についても、申告の段階できちんと把握しなければなりません。税務署や税理士から「いくら払う必要があります」と指摘されても、そのときに手元の資金が枯渇している場合もありますからね。

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