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インタビュー

建築

株式会社 オーバルコンストラクション

学業修了後、10代で建設業の道に進む。長年、親方の下で厳しい修業を重ねる中で、技術をはじめ、仕事観や生き様など多くの学びを得る。その後、知人の会社を経て、親方の継承者となるべく、独立を決意。2003年に「オーバルコンストラクション」を立ち上げ、2009年に法人化を果たした。現在は土木工事や外構工事を中心に手掛け、地域の街づくりに貢献している。

株式会社 オーバルコンストラクション
住所 〒305-0021
茨城県つくば市古来469
URL http://oval-cop.com/

Onward  前進的な技術と
Various  豊富な施工実績で
Advanced 時代の先を見据えて
Lively   活発な街づくりに貢献する


仕事への姿勢や生き方の全てを教えてくれた親方の遺志を受け継ぎ、起業を果たした(株)オーバルコンストラクションの小島社長。絶対に手抜きをしない仕事ぶりで、多くの信頼を寄せられている。その社長の生き様に、俳優の宍戸開さんが鋭く切り込んだ。


突然の別れを乗り越え、遺志を継ぐ

宍戸 初めに、小島社長のこれまでの歩みから教えて頂けますか?

小島 私は、10代の頃から建設業に入って現場で働き始めました。そこで出会った親方が、仕事面はもちろんのこと、「男はこうあるべきだ」と、生き様を示してくれる人間的にも大変尊敬できる方だったのです。当時、私を含めて弟子は7、8人ほどいましたが、毎日あちらこちらの現場を飛び回る厳しい環境の中で、誰よりも負けず嫌いなタイプだった私は、先輩を押し退けてでも「親方に褒めてもらいたい」と思っていました。それが仕事への原動力でしたし、独立という考えは頭の中になかったですね。

宍戸 そこから独立に至るきっかけというのは?

小島 私が23歳の時、交通事故で親方が亡くなってしまい・・・。私は、「教えを守りながら、これからも土木の仕事を続けます」と誓いました。しばらくして、会社も廃業することとなり、私は知り合いの方の会社で面倒を見て頂くことに。ちょうどその頃から、「いずれ独立し、親方が理想としていた会社を自らでつくり上げよう」と考えるようになりました。

宍戸 親方さんの遺志を継ぐべく、立ち上がられたわけですね。

小島 ええ。その後、28歳で退職してからは、別の会社でもう少し修業しようとしたのです。しかし、可愛がっていた後輩たちが私の下に自然と集まってきまして──。それならばと独立を決意し、当社を立ち上げました。社名の「オーバル」とは、楕円など定義のない円のことで、「コンストラクション」は構造や建設という意味。型にはまらない発想で物をつくり上げるとともに、人との“縁”を大切にするという思いを込めて名付けました。

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