インタビュー

製造・技術

株式会社 かなエール

岐阜県出身。大学卒業後、地元のアパレルメーカーに就職して以来、業界一筋に歩む。機能性とデザイン性を兼ね備え、“自分らしさ”を表現できる商品を提案したいという思いから独立を決意。2018年8月、(株)かなエールを立ち上げた。

株式会社 かなエール
住所 〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿4-3-1 Qiz恵比寿 801
URL http://kanayell.strikingly.com/

名高 私もかつてはモデルを務めていましたから、今日はお話を伺えるのを楽しみにしていました。

武田 ありがとうございます。私はもともと服が好きで、大学卒業後にアパレルメーカーに就職したんです。ただ、不況のあおりもあり、次第に業界全体が勢いを失っていって・・・特に昨今は、つくり手が提案したいものを売り出す“プロダクトアウト”ではなく、消費者の意見を汲み取ってつくる“マーケットイン”の考え方が主流となってきました。

名高 確かに、昔はブランドの個性が光る服を楽しんだものですが、最近は低価格で似たデザインが多いですよね。

武田 おっしゃる通りです。しかし、本来「ファッション」とは、“流行”を意味する言葉。消費者に次世代の魅力的なデザインとアイデアを提供しつつ、自分好みのアレンジを加えられるような服をつくりたいと考え、当社を設立しました。

名高 具体的には、どういった商品を手掛けられているのでしょう。

武田 今注力しているのは、内側に10以上のポケットが付いたジャケットとコートです。ポケットの形は多様で、ペンや財布、タブレットなどが収まります。その上、何を入れたかが分かるようにポケットには透明窓が付いているんです。そして、シーンに応じて使い分けできるように素材や色にもこだわり、スタイリッシュなシルエットを実現しました。

名高 これなら手ぶらで外出できて非常に便利ですし、遊び心に溢れていて、見ていて飽きないですね。

武田 そう言って頂けると嬉しいです。アイデアの豊富さと、それを形にできる経験豊富なスタッフが揃う点が当社の強みだと自負しています。また、生産を手掛ける中国の工場にも当社のスタッフを派遣し、商品を責任持って完成まで管理しているんです。そうして、安価で良質かつ楽しい服を提供することで、皆さんに「こんな商品があって良かった」と喜んで頂ける、服を通じて社会貢献のできる会社であることが理想です。

名高 素晴らしい心意気ですね。では、今後のビジョンはいかがですか?

武田 現在はOEMビジネスの展開が中心ですが、近いうちにWeb上での商品販売をスタートさせる予定です。将来的には実店舗を展開し、消費者とできるだけ近い距離で当社の服の魅力をお伝えしていきたいですね。社名の「かなエール」は、日本語の「かなえる」と、“応援”を意味する「yell(エール)」を掛け合わせたもの。今後も、たくさんの方の思いをかなえるアパレルメーカーとして成長を続けてまいります。

GUEST COMMENT

名高 達男

アパレル業界の先行きを案じていた1人として、武田社長のお話を聞いて安心しました。これだけ気概のある方がいらっしゃれば、業界の未来はきっと明るいものになると思います。アイデアも豊富ですし、これから次々に新商品を展開して頂きたいです。私も応援しています!


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