インタビュー

建築

有限会社 佐々光工業

高校を卒業すると父が手掛ける現場へ手伝いに行くようになり、10代にして建設業界へ足を踏み入れる。着実に経験を積む中で技術はもちろん、仕事と向き合う姿勢も学んだ後、2016年に父から事業を引き継ぎ(有)佐々光工業の代表取締役に就任。現在はとび・土木工事全般を請け負いつつ、現場のコンサルティングや海外での施工など、幅広い事業展開を視野に入れた活動も行っている。

有限会社 佐々光工業
住所 〒271-0077
千葉県松戸市根本376-46
URL http://sasamitsu.com/

千葉県を拠点に、四半世紀以上にわたり良質なとび・土木工事を手掛けている(有)佐々光工業。2代目社長の佐々木氏は会社の伝統を守りつつ、新たな展開を見据え仲間と共に成長する姿勢を重んじる。その信念に、マラソンランナーの千葉真子さんが迫った。


仕事と向き合う姿勢を父から学んで

千葉 こちらは佐々木社長のお父様が立ち上げられて、四半世紀以上の歴史を築いてこられた建設会社だそうですね。まずは、これまでの歩みからお聞かせください。

佐々木 私はもともと、「父の後を継ぎたい」と強く思っていたわけではなく、高校生までは将来をどうするかを決められずにいました。しかし、高校を卒業した次の日に父が声を掛けてくれて──それがきっかけとなって、建設業界へ足を踏み入れることになったのです。

千葉 進路に悩まれる社長の姿を、お父様は気に掛けていらっしゃったのでしょうね。それからは、順調に現場経験を積んでいかれたのですか?

佐々木 いえ。と言うのも、10代の頃の自分はまだまだ未熟だったこともあり、仕事に対する真剣な気持ちが欠けていて・・・。それで、1日仕事を無断で休んだことから一度は辞めさせられてしまったんです。

千葉 たった1日休んだだけなのに即座に辞めさせられるなんて、ずいぶんと厳しい判断にも思えますが・・・。

佐々木 確かに厳しいですが、今思い返すとそれも父の愛情だったと思います。それで目が覚めた私は、半年ほど他の企業で真剣に働き、いろいろな方の仕事との向き合い方を学びました。すると、それを見計らっていたかのように父がまた会社に呼び戻してくれたんです。それからは誰よりも明るく、嘘のない真っ直ぐな仕事を手掛ける父の生き様を見ながら、自分もがむしゃらに努力をし続けてきましたね。

千葉 「真面目に仕事をする」というのは、簡単そうに見えてなかなか難しいことでもありますよね。それを貫かれたお父様も、受け継がれた社長もすてきだと思います。

佐々木 ありがとうございます。その後、父が他界したことで事業を引き継ぎ、2代目社長に就任しました。まだまだ手応えは軽く、もっと成長しなければと感じている部分が大きいので、いずれ自分が次の世代へこの会社を受け渡すときに、皆が安心できるような土台を築いていくつもりです。

人を重んじ、安全第一の施工を

千葉 現在は、どういった現場を手掛けていらっしゃるのでしょう。

佐々木 当社ではとび・土木工事全般を幅広く請け負い、主に高層ビルや高速道路の橋げたなどの建設に携わっています。もちろん、地域の同業他社様と協力しつつ小規模な現場も手掛けますし、町内会のお祭りなどではボランティアで櫓を組むこともありますよ。

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