小学生の頃に弁護士という職業に憧れを抱き、大学は法学部へ進学する。法科大学院を卒業し、司法試験に合格した後は、勤務弁護士として都内の法律事務所に7年勤める。2017年に「法律事務所柏樹」を設立した。
法律事務所柏樹(はくじゅ) | |
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住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿 1-24-7 ルネ御苑プラザ 620 |
URL | http://www.l-hakuju.com/ |
石黒 まずは、加藤所長が弁護士になられるまでの歩みからお聞かせください。
加藤 子どもの頃に見た法律ドラマがきっかけで弁護士という職業に興味を持ち、仕事の奥深さを知るにつれ、その道を志すようになりました。そして大学院卒業後、念願の司法試験に受かることができ、弁護士としてのキャリアをスタートさせました。
石黒 幼い頃からの夢をかなえられたのですね。そこから独立のタイミングは、どのようにして訪れたのでしょうか?
加藤 7年間にわたり弁護士事務所に勤める中で、もっと自分の責任の下、相談者様と接したいという思いが募り、独立して当所を立ち上げました。
石黒 では、現在はどういった案件を受けていらっしゃるのですか?
加藤 当所では法人様・個人様を問わず、幅広い法律相談に対応しております。中でも、企業法務と不動産関連法務、また以前に医療機関での勤務経験があることから、医療関係法務を得意分野としております。相談に際しては、客観的視点が保てる範囲内で相談者様との距離感を縮めることを重視し、まずはしっかりと私の自己紹介をさせて頂くなど、お悩みを打ち明けて頂きやすい雰囲気づくりに努めています。
石黒 確かに、お話ししていても士業の先生特有の堅苦しい感じが全くなく、何でも相談できそうな印象を受けます。
加藤 そう言って頂けると嬉しいです。「弁護士と相談者」という関係が前面に出てしまうと、相談者様が「こんなことまで聞いても大丈夫なのか」と躊躇されてしまいます。何気ない会話の中にも、問題解決の糸口となるヒントは眠っているものです。私は、相談者様が心を開いてくださる存在となることを目指しています。
石黒 さまざまなお悩みを抱えた相談者様が訪れることでしょうから、お仕事のやりがいも大きいのでは?
加藤 はい。まだ新米弁護士だった頃は、必要以上に相談者様が抱える事情に同情し、落ち込んでしまったこともたびたびありました。しかし、現在では私を信頼し、胸の内を打ち明けてくださった相談者様には、何としても笑顔を取り戻して頂きたいという気持ちでいっぱいです。そして、「ありがとう」とお礼を言われた時、この仕事を志して良かったと心から思います。
石黒 そこまで親身になってくださると、相談者様も安心できますね。所長のこれからのご活躍にも大いに期待しています。
加藤 ありがとうございます。社名の「柏樹」は、周囲に惑わされずに信念を突き通すといった意味を持つ「カシワの木」が由来です。この木のように成長できればと考えています。現状を変えたいと、法的な問題で悩んでいらっしゃる方は、ぜひ私にお手伝いをさせてください。

GUEST COMMENT
石黒 彩
対談中も難しい言葉は一切使わず、法律について素人の私にも分かりやすくお話ししてくださった加藤所長。終始柔和な表情をされていて、こちらも変な気遣いをせずにいろいろな質問をすることができました。法律相談に敷居の高さを感じている方にこそ、ぜひ一度お会いしてほしい弁護士さんです。