インタビュー

建築

実現性のある提案で信頼関係を構築

水野 では改めて、現在手掛けていらっしゃる事業の内容についても詳しく説明して頂けますか?

萩原 当社が主に手掛けているのは、住宅やマンションの内外装リフォームや、それに伴って発生するエコキュート、IH工事といった電気設備工事です。外構や外壁、屋根など、あらゆる場所の施工に対応していることはもちろん、それぞれの現場には私と10年来の付き合いがある熟練の技を持った職人に入ってもらっているため、仕上がりには絶対の自信があります。そして、お見積もりに関しても、必ずお客様と一緒にショールームまで足を運び、お好みの品物を選んで頂いてから、相場の半値以下の価格を提示させて頂いているんです。また、協力業者の方とより良い信頼関係を築くためにも、頂く見積書を値引くようなことは一切しません。

水野 それはすごい!しかし、あまりに価格を抑えすぎると御社が利益を上げるのが難しくなるのでは?

萩原 “損して得取れ”──私の座右の銘であり、お客様のためにできる限りの最善を尽くしていれば、利益は後から自然と付いてくるものだと思っています。実際、当社では「キッチンの吊り棚を外せばもっと開放的になりますよ」「この床下に収納をつくれます」など、より良い住まいに向けた実現性のあるプランを提示させて頂くことを重視しておりまして。そうするとお客様も「それならば、こっちもお願いしたい」と新たな要望を出してくださるもの。その中で、お客様とはすぐに友人のような間柄になれるなど、長年培ってきた営業力が大いに生かせているんです。

発電・蓄電事業を海外に推進

水野 お話を伺っていると、社長はお客様や協力業者の方を含め、皆が幸せになれるスタイルを貫いていらっしゃると感じます。ご自身の中でそこまで頑張れる原動力はどこにあるとお考えですか?

萩原 「お客様が求めるものを提案し、それをイメージ通りに仕上げて形として残していく」というこの仕事に、大きなやりがいを感じているからだと思います。最近も、提携している電気会社とタッグを組んで、腐食しないジェル状のバッテリーを搭載しつつ、従来の半額ほどで提供できる蓄電器の開発に力を入れています。かつての東日本大震災時には、千葉県も水道が止まり困窮した地域がたくさんありました。そうした災害で電気・水道が止まったとしても、蓄電器が1つあれば井戸水をくみ上げられるでしょうし、皆様のお役に立てると思うんです。他にも、ソーラー発電と蓄電器のシステムを搭載した車の開発なども検討していますよ。

水野 電気は私たちの生活には欠かせないものですから、事業としての広がりも期待できるでしょうね。

萩原 国内で導入実績をつくることができたら、水不足に悩む発展途上国にも技術を伝えていくつもりです。井戸を掘るところから、太陽光発電のシステムを使って水をくみ上げるところまでを当社がサポートし、トータルパッケージした商品として販売できれば理想的だと思っています。そうしてこの先も、1人でも多くの方の幸せに貢献できるよう、さまざまな事業に挑戦しつつ、企業努力を続けてまいります。

GUEST COMMENT

水野 裕子

何度も「自分は人に恵まれている」と語っていらっしゃった萩原社長。もちろん、人との出会いは運によるところも大きいでしょうが、社長の前向きなお人柄と魅力があるからこそ、多くの人が集まってくるのだと思います。そしてそれは、この先もきっと変わらないはず。仲間たちと思い描く壮大な目標を、ぜひ実現されていってくださいね。

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