新潟県出身。新潟大学歯学部卒業後は、1年間の研修を経て、千葉県や東京の歯科医院に勤務する。そして、埼玉県所沢市の歯科医院に6年間勤める中で、より自分の理想とする治療を追求していきたいとの思いから、独立を決意。2018年9月、自宅を構える川越市に「川越ホワイト歯科クリニック」を開業した。常に笑顔を絶やさず、フランクで通いやすい歯科医院として評判を呼ぶ。

川越ホワイト歯科クリニック
住所	〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町14-11 まきビル2F
URL	https://www.kawagoe-white-dc.com/

埼玉県川越市にオープンした「川越ホワイト歯科クリニック」。院内にはカウンセリングルームや個室・半個室の治療スペースを用意し、院長の白河氏が常に笑顔で出迎えてくれる。患者との信頼関係を大切にする院長の取り組みを、タレントの水野裕子さんが伺った。

確かな技術による歯の総合的治療

水野　まず、白河院長が歯科医院を開業されるまでの歩みをお聞かせください。

白河　私は子どもの頃から、将来は医療系の仕事に就きたいと思っていて、大学では歯学部に進学しました。卒業後は、研修医として大学病院の口腔外科や別の院での業務に携わりまして。それからは1人でも多くの患者様を診て自分の経験値を上げようと、千葉や東京の歯科医院に勤め、幅広い分野の歯科治療に携わってきました。

水野　そこからなぜ、川越という土地で独立に至ったのかが気になります。

白河　最後に勤めたのが埼玉県所沢市にある歯科医院だったんです。そこでは6年間お世話になり、ちょうどその頃から、本格的に独立を意識するようになりました。当時、私たち家族は育児面を考慮し、妻の実家が近い川越に住んでいまして。幸いなことに、駅近の立地が良い物件が見つかったことも重なり、これも何かの縁だと思い、この地で開業を決意。2018年9月に当院を立ち上げた次第です。

水野　では、具体的にどういった治療を手掛けていらっしゃるのでしょう。

白河　当院では虫歯治療やクリーニングといった一般的な施術はもちろん、歯科口腔外科や矯正、審美治療といった専門的な治療も幅広く行っています。中でも、インプラント治療は勤務医時代から特に力を入れている分野ですね。
　また、院の方針を押し付けるのではなく、私は目の前の患者様と一緒に考え、治療方針を決めていきます。初診の方にはまず丁寧に検査し、2回目の来院では十分なカウンセリングを行う。そうして、私の提示する治療と患者様の「こうしてほしい」という気持ちをすり合わせていき、しっかりとした治療計画を立てた上で進めていくのです。

スタッフ一丸で治療にあたる

水野　そんな川越ホワイト歯科クリニックさんには、カウンセリングのためだけのスペースがあるそうですね。

白河　ええ。現在の医療はインフォームドコンセントが大切ですから、専用のカウンセリングルームをご用意しているんです。それに患者様にとって、歯科医院というのはできれば行きたくないところですよね（笑）。ですから当院では、患者様の不安を和らげるため、オルゴール音楽をBGMにしたり、院内治療スペースも個室や半個室を完備するなど、プライバシーにも配慮しているんです。

水野　実際に患者様と接する際、心掛けている部分というのはありますか？

白河　私もスタッフも患者様にはフランクに笑顔で接し、できるだけ早く顔と名前が一致するようにしています。また、毎回の治療の前後にも「今日はこういう治療をします」「ここまで終わりました」と、丁寧にお伝えすることを心掛けているんです。

水野　次回訪れた際、自分のことを覚えてくれているのは、患者様にとってすごく嬉しいことだと思います。そうした治療を実現するには、スタッフさんとのチームワークが欠かせないのでは？

白河　おっしゃる通りです。そこで意識しているのは、私とスタッフの間に過度な上下関係をつくらないこと。近すぎず遠すぎない関係を築き、気になることは何でも言ってもらい、院内の風通しを良くすることに配慮しています。良い治療をするためには、スタッフに気持ち良く働いてもらうことも重要ですからね。