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インタビュー

スペシャリスト

マイキャリア・ラボ

神奈川県出身。学業修了後は大手外資系半導体メーカーに就職し、10年間勤務する。その後、Web系のベンチャー企業へと転職。若いチームをまとめるマネジメントのポジションで活躍し、12年間の勤務を通して経験を培う。2015年、キャリアコンサルタントとして独立を果たした。保有資格は、キャリアコンサルタント(国家資格)や、メンタルヘルス・マネジメント検定1種、3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、女性労働協会認定講師など多数。

マイキャリア・ラボ
住所 〒165-0023
東京都中野区江原町1-16-4
URL https://www.mycareer-lab.com/
Facebook https://www.facebook.com/
Yukimori.Careernet/

企業内コミュニケーションを円滑にし、社員の定着や成長に貢献するキャリアコンサルタント。中でも森ゆき氏は、かつて子育てをしながらIT業界で活躍してきたキャリアを活かし、女性やエンジニアの支援に注力する。その根底にある思いに、女優の杉田かおるさんが迫った。


キャリアを活かしてコンサルの世界へ

杉田 森さんは、独立される前は長年IT系企業でご活躍されていたそうですね。今日に至るまでの歩みというのは?

 私は幼少期からキャリアウーマンに憧れを抱き、理工学部の大学院修士課程を修了した後、外資系の半導体メーカーに就職しました。ところが10年ほど勤め、さらにキャリアアップをと考えていた矢先、日本支社の撤退が決まり・・・それで突然、退職を余儀なくされたんです。

杉田 その苦境から、どのようにして立ち直られたのでしょうか。

 当時すでに幼い子どもが2人いたこともあり、周囲からは「転職は厳しいだろう」と言われましたし、一度は専業主婦になることも考えました。しかし、夫が「やってみないと分からない」と背中を押してくれて──その言葉に再度奮起して就職活動に励み、まだ黎明期だったインターネット業界のベンチャー企業に入社することができたんです。

杉田 すてきなエピソードですね。そちらの会社では、どのようなお仕事を?

 大手だった前職とは打って変わって、そこは90人規模の若い会社でした。その中で、私は若手社員の育成や全体の管理といった、社内環境を整える役割を任されたんです。最初は社内ルールもなく、社員は皆、新しいことへの挑戦に躍起になる分、時間や決め事にはルーズになりがちでした。私はそうした社員に向け、一人ひとりと根気強くコミュニケーションを取り続け、行動改善を促していったのです。その結果、会社の業務効率も上がり、私が勤務した12年間で、社員は340人にまで増えたんです。

杉田 なるほど。コンサルタントとしてのノウハウをそちらで培われたのですね。では、独立を決意されたタイミングについても教えてください。

 最終的に会社では副部長を務めましたが、さらなるキャリアアップを考えると、現状のままでは難しいと感じまして。当時の社長ともじっくり話し合った結果、独立の道を選ぶことにしました。そして、自分のこれまでの経験を活かしつつ、女性の活躍を支援していくために、キャリアコンサルタントの資格を取得して、活動を開始したのです。

個人の活躍を企業の発展へとつなげる

杉田 コンサルティングにもさまざまな手法があると思いますが、森さんは現在、どのような活動をされているのですか?

 主に企業様からご依頼を受けて、実際に社内に入って社員の方々のキャリア支援をさせて頂いています。そうして個々の力を最大限に引き出し、企業や組織の発展につなげていくのが私の役目。例えば、ある社員が所属部署で十分に活躍できていなかったり、業務内容に不満を持っていたりした場合、まず私が事情や要望をしっかりと聞き出します。そして、その内容を上司に正しくお伝えし、適材適所にするための再配置や、待遇改善などの対応を促すのです。言うなれば、社内のコミュニケーションを円滑にするための通訳者のような存在ですね。

杉田 つまり、組織の中にある問題点を森さんが洗い出し、解決のための道筋を立てていらっしゃると。

 はい。特にIT業界などではエンジニアの社員が多いため、コミュニケーションがそれほど得意ではないケースが多く、部下の悩みや不満に気が付きにくいようです。それを私が拾い上げて上司にお伝えすると、「そんなふうに考えているなんて知らなかった」とすぐに改善へ向かって動き出されるので、社内の環境がスムーズに整っていくのです。

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