インタビュー

スペシャリスト

孝治技術士事務所

大学で機械科を専攻し、1996年に機械メーカーに就職。主にFA設備に関する設計・開発を手掛ける。2015年、技術分野で国内最高峰の技術士(機械部門)資格を取得。若い技術者の育成や中小企業の社内環境改善を志し、2018年に「孝治技術士事務所」を立ち上げた。

孝治技術士事務所
住所 〒654-0152
兵庫県神戸市須磨区東落合3-37-13
URL https://www.pe-kouji.com/

石黒 孝治代表は技術者でいらっしゃるそうですね。起業に至るまでの経緯からお聞かせ頂けますか?

孝治 私は大学の機械科を卒業し、機械メーカーへ就職しました。それから20年以上にわたって、FA設備を中心に設計や開発に携わってきたのです。上司に恵まれ、いろいろな仕事に挑戦しながら技術を伸ばすことができ、最終的には日本の技術分野の難関資格である「技術士」を取得しました。そして、2018年に当所を開業した次第です。

石黒 すると、現在はどういった事業を手掛けられているのでしょう。

孝治 企業様のお悩みを伺い、新製品・改良品の設計や工程改善のサポートなど、技術分野に関するアドバイスを行うことが1つ。また、それに伴って若い技術者の育成にも注力しているんです。中小企業にとっては、従業員全員が貴重な戦力ですから、技術者の中から専任の教育担当を割くことはなかなか難しく、大抵は通常業務を回しながら育成することになります。しかし、「技術は見て盗むもの」という考えが当たり前だった昔と異なり、今の若い世代は、手取り足取り教えてあげることで伸びていくもの。そこで私は、企業の教育担当に代わって、若手の自主性を大切にしながら、自分の頭で考えて機械を開発する楽しさを伝えたいと思っています。

石黒 確かに、私も若い世代と接する機会がありますが、まず何をすればいいか分からないという子は多いですね。逆に言うと、教える人さえいればみんな自然と成長していくものだと思います。

孝治 おっしゃる通りです。それから若い世代が育つには、従業員の精神衛生も含めた労働環境の改善が欠かせません。実は私も以前、妻の出産に伴い、育児休暇を取得したことがありました。しかし、企業に勤めながら妻と平等の立場で子育てをすることは難しく・・・これは前職だけではなく、日本中の中小企業が抱える問題だと痛感したのです。こうした育児休暇や時短勤務制度を活用しての育児参加、そして残業問題などを解決し、働き方改革の実現のための仕組みづくりをお手伝いしたいと考えております。

石黒 素晴らしい着眼点だと思います。若い技術者が根付けば、競合他社に負けない組織が出来上がるでしょうね。

孝治 ええ。そうすると、自ずと優秀な若い人材が集まりますから、企業としても新たな受注ができ、結果的に社内全体の技術の底上げへとつながるはずです。
 私は技術士としては比較的若いほうなので、それだけに現場に近い感覚を持って支援することができると自負しています。そして、これまでも後進の育成には力を入れてきましたから、その経験を生かし、たくさんの優秀な若い技術者を育てていきたいですね。人材育成に悩みを抱える企業様は、ぜひ一度ご相談ください!

GUEST COMMENT

石黒 彩

素質がある人でも、自分に自信が持てなければ一歩踏み出すのは難しいもの。それが若い世代の方であればなおさらです。そんな若手技術者を支援し、サポートされる孝治代表のようなスペシャリストの存在は、何より心強いものだと思います。未来を担う世代を育て、企業を変えていく活動に期待しています!


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