インタビュー

製造・技術

川﨑 ご家族でものづくりに取り組まれているんですね。では、業務において最も大切にされていることは何ですか?

 納期を必ず守るのは当たり前のこと。その上で、お客様がお急ぎであれば、納期を前倒しして納品するように心掛けています。緊急度が高い仕事ほど、1日でも早く納品があればお客様も安心されますからね。
また、私は会社員時代から、部下には「手塩にかけて育てた子どもを送り出すのと同じ思いで製品を納めなさい」と教えていました。それだけ自信を持てる仕事をしてほしいという思いからです。

川﨑 その妥協のなさが、周囲からの評価につながっているのでしょうね。

 そう言って頂けると嬉しいです。私自身、この仕事を始めた頃は思うようなものがつくれず、誰かに教わることができる環境にもいなかったので、全て独学で技術を習得してきました。あの頃の試行錯誤した経験があるからこそ、技術に関しては誰にも負けないという自負があります。何より今は、頑張った分が売上に直結するという、会社員時代にはなかった醍醐味を感じているんです。自信を持った製品を提供し、お客様から直接「ありがとう」とおっしゃって頂けたときには、一番のやりがいを覚えますね。

川﨑 では、今後についてはいかがお考えですか?

 従業員を5人、10人と増やしていくことが当面の目標です。そのためにも、継続して仕事を受注できるよう、さらに気を引き締めてまいります。
 そして、いずれは会社のデザイン回りを担当している次女のスキルを生かし、デザイン部門も立ち上げるなど、事業の幅を広げていきたいと考えています。

川﨑 それは夢が膨らみますね!最後に、お客様へメッセージを頂けますか?

 これからもお客様に応援される会社であり続けられるよう、研鑽を積んでまいります。そして、困ったことがあったときには、「『MORIエンジニアリング』に頼めば何とかしてくれる」と思って頂ける会社を築きたいですね。

家族で多分野のものづくりを

「MORIエンジニアリング」の食品事業部は、パティシエである森代表の長女が手掛けている。また、次女は同社のロゴデザインを制作するなどデザイン全般を担当し、デザイン事業部の立ち上げも構想中だ。分野は違っても、家族一同でものづくりに情熱を傾けている。

食品事業部によるケーキ店「patisserie.Fou」のケーキ[左上・右上]と焼き菓子[左下・右下]

GUEST COMMENT

川﨑 麻世

森代表は組織の力に頼らず、自分自身でお客様の信頼を得てこられた方。それは高い技術をお持ちであるのはもちろん、仕事に対しての誠実さや純粋さがあってこその結果だと思います。お話を伺っていても、熱くまっすぐなお人柄が印象的で、周囲の方が応援したくなる気持ちがよく分かりました。この先も情熱を絶やさず、ご家族の皆さんと一緒に頑張ってくださいね。

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