大学卒業後はホテルに就職し、フロントマンを務める中でマジックに出会う。その後退職して一般企業に勤めながらも、マジックの腕を磨く。徐々に出演依頼が増えていく中で静岡マジック(株)を設立し、「マジシャン オイル」という芸名で活躍している。
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住所 | 〒416-0945 静岡県富士市宮島693-1 ステラ宮島 102 |
URL | https://magician-oil.jimdo.com/ |
[手品家 静岡店] | |
住所 | 〒420-0034 静岡県静岡市葵区常磐町1-5-4 パレスビル4F |
TEL | 054-252-3902 |
【営業時間】 19:00〜25:00(日曜定休) |
名高 マジックの会社というのは珍しいですね。まずは、望月社長のこれまでの歩みをお聞かせください。
望月 大学卒業後は、ホテルのフロントマンとして働いていました。その中で、当時通っていたバーにマジックの得意な常連さんがいて、趣味で教えてもらっていたんです。それからどんどんマジックに夢中になり、一般企業に転職してからは、週末に地元の居酒屋などでマジックを披露するようになりました。そうして、少しずつ企業のパーティーや結婚式の余興のご依頼を頂くようになって。マネージャーを務めてくれていた妻の後押しもあり、2年ほど前にマジシャンとして独立したんです。
名高 現在は、どのような活動が中心なのでしょう。
望月 イベントの出張マジックやマジックスクールの講師を手掛ける傍ら、2018年7月にFCのマジックバー「手品家 静岡店」をオープンし、ショータイムに出演しています。私にとってのお客様とは、目の前のゲストとクライアントの両方。まずゲストを楽しませ、それを見たクライアントに喜んで頂けると、こちらまで嬉しくなりますね。そうして、パフォーマンスの結果がお客様からダイレクトに返ってくることが、マジックの醍醐味なんです。
名高 社長はとても明るいお人柄ですし、会場は大いに盛り上がることでしょうね。
望月 そう言って頂けると嬉しいです。私自身、マジックの数やテクニックよりも、人間力が強みだと思っていて─以前、あるステージで手伝いをお願いしたお子様が泣いてしまいました。しかし、その子が翌年も来てくれたので、再び声を掛けてステージに上がってもらい、明るく励ましながら最後までマジックをやり遂げることができたんです。同様にスクールでも、マジックを教えることで子どもから社会人まで幅広い世代に、自分らしさを表現して積極的になるためのサポートを続けています。
名高 マジックが、自信を付けるためのツールにもなるのですね。それでは、今後の抱負はいかがですか?
望月 私の芸名の「オイル」は、会場へお越しになったお客様同士の潤滑油になりたいという思いで名付けました。究極的には、私が登場して笑顔で手を振り、お話しするだけで満足して頂ける、“マジックをしないマジシャン”になることが目標。今後も、より多くのお客様にお会いして、マジックを通して幸せを共有していきたいです。

GUEST COMMENT
名高 達男
「マジシャンは天職」とおっしゃっていた望月社長。常に笑顔でお話しされる姿からは、マジックが大好きなことはもちろん、マジシャンとしての自身や風格も伝わってきました。これからも、人をわくわくさせるマジックで、お客様に幸せな人生をもたらしていってくださいね!