インタビュー

製造・技術

タカツ技研

愛知県出身。幼少期からのものづくり好きが高じ、ガスの配管工を皮切りに数多くの職業を経験する。やがて、畜舎の建物や設備を施工・修理する会社に勤め、地道に経験を積む。その後、周囲の後押しもあって独立を決意し、2015年に「タカツ技研」を設立した。

タカツ技研
住所 〒299-4335
千葉県長生郡長生村水口1353-1
URL http://www.takatsugiken.com/

宍戸 髙津代表は、子どもの頃からものづくりがお好きだったそうですね。

髙津 ええ。もともと自分の頭で考え、形のないところから何かを生み出すことが大好きでした。そのため社会に出てからも、仕事で分からないことがあると、探究心とお客様に迷惑をかけたくないという気持ちで、毎日のように図書館に通って勉強していましたね。

宍戸 そんな努力を惜しまない代表が起業に至ったきっかけが気になります。

髙津 前職の畜舎の建物や設備を施工・修理する会社を退職する際、お世話になったお客様の元にご挨拶に行くと「引き続きお願いできないか」と工事を依頼して頂いたのが独立のきっかけです。当初は個人事業主として、深夜から早朝までアルバイトをしながら現場へ通っていましたが、ありがたいことにお客様からご紹介を頂き、顧客数が増えてきたこともあって、当社を立ち上げた次第です。

宍戸 では、改めてこちらの事業内容を伺えますか?

髙津 当社では長年の経験を生かし、畜舎内のあらゆる設備や建物の工事・修繕を専門に行っています。清潔な仕事を心掛け、仕上がりはもちろん、作業過程で発生したゴミなどは必ず持ち帰るようにしているんです。他にも、農場には絶対に病気を持ち込まないことも徹底しています。移動の際は必ず作業着や手袋、車両に至るまで消毒し、1日のうちに牛舎から牛舎、豚舎から豚舎と同じ種類の農場には行きません。さらに牛舎から鶏舎など異なる農場への移動でも、お客様に許可を得た上で向かっているのです。

宍戸 そこまで気を配っていらっしゃるのですね。

髙津 ええ。また、たとえ畜舎が壊れても、お客様は牛や豚・鶏の世話を続けなければなりません。ですから私は、電気や水道、大工、どのような内容でもお電話を頂いたらすぐに伺います。どんなに忙しい状況であろうと、依頼を断ったことは今まで一度もないんですよ。

宍戸 それはすごい!それだけの仕事を続けるのは、骨が折れるのでは?

髙津 確かに大変な部分が多いですが、困っているお客様の元に駆け付けると、「ありがとう」と感謝して頂けますし、何より、この仕事があるからこそ安全でおいしいお肉が皆様の食卓に並ぶのです。そう考えるとこれ以上のやりがいは他になく、お客様に尽くし続けることが使命だと思っています。

宍戸 素晴らしい覚悟をお持ちの代表にとても感激しました。その使命を今後も全うされていってくださいね。

髙津 ありがとうございます。私は常々、お客様に恵まれていると感じており、その恩に報いたいと考えています。そのためにも今後、仲間を増やし事業を拡大させるだけではなく、体が動くうちに後継者を育成し、畜産業界の未来を支えられる活動を続けていきたいです。

GUEST COMMENT

宍戸 開

「自分がもう1人か2人欲しい」と語る髙津代表。その仕事ぶりは「『まだまだ』の積み重ねで今がある」と話すほど、妥協を許さないプロ意識が高いものでした。畜産業界における縁の下の力持ちとしていつまでも元気でご活躍され、ご自身の意志を継ぐ立派な後継者も育てていってくださいね。


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