インタビュー

医療・福祉

杉田 仕事が手に付かない状態では大切な家族のことも支えられませんから、安心して子どもを任せられる場所があるのは心強いです。私自身、長年にわたって母の介護をしてきたので、その重要性がよく分かります。

近持 おっしゃる通りで、高齢者の介護についても同じことが言えますから、この度新しく高齢者支援事業「華厳の会」を立ち上げました。こちらは日本初となる自費での生活支援サービスで、定期的な安否確認訪問や、お食事の支度、洗濯、掃除といった家事全般、お買い物や通院への同伴など、従来の介護保険の適用範囲では行うことのできない支援をしております。また、事業の一環として共同墓地を建設し、利用者様がお亡くなりになった後の葬送・納骨までこちらでサポートするのです。

杉田 生涯にわたってサポートしてくださるということですね。身寄りのない高齢者の方も多いでしょうし、トータルでお力添え頂けるのは頼もしいです。

近持 さらに、現在はデジタルデバイスを使って利用者様とご家族、当会の支援スタッフ、かかりつけ医などをつなぐインターネットケアシステムの整備にも力を入れています。常に連絡が取り合えるネットワークが構築されていれば、緊急時にも迅速に医師の判断・指示を仰げますし、医療機関としても多くの患者さんを在宅のまま診療できるようになるはず。私は、この取り組みによって地域の包括支援の形を根本的に変えたいと思っているんです。

一億総活躍社会の一端を担う

杉田 お話を伺っていても社長の高い志を感じますし、それだけでなく具体的な実現のビジョンもお持ちですから、今後の展開がますます楽しみです。

近持 大げさに聞こえるかもしれませんが、私は本気で世の中を変えたいという思いで日々活動しています。それはもう事業ではなく、“使命”と呼べるものなのかもしれません。ですから、会社としても利益だけを追求するのではなく、とにかく社会に貢献するために成長していきたい。そして、私自身も人間性を高め、常に仲間に恵まれるような経営者でありたいと思っているのです。
また、高齢者支援事業に関しては、まずは浜松でパッケージ化した上で、次に東海地方、そして全国へと広めていければと考えています。事業拡大に合わせて雇用も促進し、一億総活躍社会の一端を担うことができれば幸いです。

GUEST COMMENT

杉田 かおる

「常に仲間と行動するような、経営者らしくない経営者になりたい」と語っていらっしゃった近持社長。その純粋さと、飾らず自然体で目の前のことに打ち込んでいらっしゃるからこそ、多くの人に慕われるのでしょうね。世の中を変えるという壮大な目標も、社長なら必ず達成されるはず。地域社会がより元気で明るくなる未来を、私も楽しみにしています!

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