仏事アドバイザー / 墓石ディレクター1級
代表取締役 松本 真知
遍路巡りの地である四国で生まれ育ち、幼少期から仏事を身近に感じる。学業修了後は2年ほど一般企業に勤めるも、寺院に関わる仕事をしたいという思いが募り仏事業界へ。以後30年以上にわたって仏壇の販売、寺院仏具の修理などに携わり、仏具をより身近なものとして世間に広めるべくTOMO(株)を設立。2017年11月には息子・智宏氏と仏具店「仏事のとも」をオープンさせた。
相続アドバイザー3級 / 年金アドバイザー3級 /メンタルヘルスマネジメントⅡ種 / 第二種衛生管理者 / 食品衛生責任者 / 防火管理
専務兼店長 松本 智宏
飲食業界に身を置いていたが、仏具店「仏事のとも」を母と共同でオープンさせるべく、TOMO (株)に入社する。異業種からの転身ながら、短期間で仏事に関する豊富な知識を身に付け、現在は専務兼店長を務める。常識にとらわれず、スタイリッシュで親しみやすい仏具の開発・販売に注力している。

TOMO 株式会社 / 仏事のとも | |
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住所 | 〒185-0021 東京都国分寺市南町3-4-1 |
仏事や仏具を身近でカジュアルな存在にするべく、仏事業界の常識にとらわれない店舗づくりをしている、TOMO(株)。松本真知社長と、息子・智宏専務が掲げる理想の仏具店像に、タレントの石黒彩さんが迫ったインタビュー。
仏事・仏具のイメージ改革へ
石黒 こちらは雑貨が並んでいたり、カラフルなお仏壇があったり、良い意味で仏具店らしくない明るい雰囲気ですね!まずは、スタートに至るまでの経緯から教えて頂けますか?
松本(真) 私は四国出身で、お遍路さんをよく目にしていたため、子どもの頃からお坊さんや仏事というのを身近に感じてきました。社会人になってからも、お線香の香りや寺院の仏具に触れていたいという強い思いがあり、2年ほど一般企業に勤めた後に仏事業界に入ったんです。それからはお仏壇の販売、寺院仏具関連の営業など、仏事に関わるさまざまな仕事を30年以上にわたって手掛けてきました。しかしある時、一般的には仏事や仏具店は、取っ付きにくく、敬遠されがちな存在であるということに気付いて・・・。そんな暗いイメージを払拭して、より身近に感じて頂けるような活動をしようと、独立することにしたんです。そして、しっかりとした店舗を構えたいという思いが募ってこちらの店舗を構えたのです。
松本(智) 母とは違い、私は長い間仏事や仏具とは全く無縁の飲食業界に身を置いていましたが、共にこの事業を手掛けるにあたって、1から知識を身に付けてきました。そうして、異業種から入って来たからこそ、この業界の通例や慣習にとらわれない発想ができると感じています。この「仏事のとも」を2017年に2人でオープンしたのも、守るべき伝統は重んじつつ、自分たちにしか提案できない新しい仏事の在り方をお客様に提供したいと考えたからなんです。