インタビュー

建築

畑山 「樹木医」というのは初めて聞きました。具体的に、どのようなお仕事をされるのでしょう。

髙橋 植えられている環境を調べながら木の健康状態を診断し、弱っていればその原因に応じた対策を施して、木が元気になるお手伝いをします。中でも当社が行っているのは、街路樹の健康状態を診る樹木調査や、個人宅のお庭の弱ってしまった木の活力を取り戻す樹勢回復など。木は根から栄養分を摂りますから、硬くなった土を丁寧に取り除き、栄養分を加えた柔らかい土に植え替えます。すると、根をしっかり張れるようになるので、2人掛かりで半日ほど時間がかかりますが、木の寿命は延びるんです。

畑山 まさに“木のお医者さん”というわけですね。

髙橋 ええ。「お客様のところに伺う以上は、その木を元気にしなければ」という使命感を持って仕事に当たっているんです。木に活力が付いていく様子は、半年ほどで目に見えて分かるようになります。以前、お客様の思い入れのある枯れかかってしまった木を何とか回復させたところ、非常に喜ばれ、「ずっとあなたにお任せしたい」とおっしゃって頂けたことも。そうした時には大きなやりがいを感じますね。

畑山 それでは、この先の展開についてはいかがでしょう。

髙橋 新しく入社してくれた社員たちが、プロとして活躍できるよう育てていきたいです。組織は人が財産ですから、社員がいてこそ成り立つもの。そのことを忘れず、人材育成に全力を尽くします。将来的には社員を増やし、土木チーム1つと造園チーム2つという体制で展開できればと考えているんです。そうして自分の手で樹木医を育て、木の健康を守る技術を次世代へと残します。

GUEST COMMENT

畑山 隆則

樹木に対して深い愛情をお持ちの髙橋社長。「必ずや樹木医を育てたい」と、後進育成への思いも熱く語ってくださいました。これからもきっと、お客様も樹木も喜ぶ庭づくりを続けられることでしょう。樹木やそれを守る技術を次世代に引き継ぐために、頑張っていってくださいね。

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