建設業を憧れの職業に
水野 これからも挑戦を続けられることと思いますが、具体的に構想していらっしゃることはありますか?
鈴木 数年のうちに、工場であらかじめ加工された「プレカット材」を導入し、コストを抑えつつさらに職場の安全性を高めたいと考えています。そして事業内容についても、現在の外壁工事だけに限らず、他の建築分野へと幅を広げていくつもりです。
水野 社長の理念が浸透していけば、建設業界に対するイメージも変わるはずですから、頑張ってください!
鈴木 ありがとうございます。技術を伝えるという軸を貫きつつ、時代のニーズに合わせて変化できる柔軟性を持って歩んでいきたいです。会社としてしっかり根を張っていれば、きっとそこから枝葉が伸びていくはず。まずはこの会社を2代、3代と残すための基盤を整え、周囲の協力業者とも助け合いながら、着実に成長を続けてまいります。そうして、この仕事が子どもたちにとって憧れの仕事になるような未来が築ければ幸いです。

GUEST COMMENT
水野 裕子
建設業界全体、そしてその将来を見渡す広い視野をお持ちの鈴木社長。ご苦労も多く経験されたことと思いますが、それを吹き飛ばすほど充実した表情でお話しされている様子が印象的でした。「衣食住」の中でも大切な役割を果たす建設業界の未来のためにも、学歴や男女を問わず誰もが誇りを持って働ける環境づくりを目指して頑張ってくださいね。