インタビュー

建築

杉田 常に緊張感を持って作業にあたられていると。そうした視点に、経営者としての意識の高さを感じます。

占部 私自身、職人として経験を積んでいた頃は、技術を磨くための勉強に注力していました。しかし、いざ従業員を雇う立場になった今、人のことに関する学びを深めるようになって。特に、「従業員は会社の道具ではない」ということは肝に銘じています。会社のために人がいるのではなく、人のために会社があるわけですから、個人個人をしっかりと見ていくことが大切だと思っているのです。

杉田 素晴らしいお考えです。では、やりがいを感じるのはどんな時でしょう?

占部 高層ビルや施設の工事などで、建設途中の建物が次第に出来上がっていき、そこに電気が通って初めて明かりがついた時などは、達成感を覚えますね。また、以前スカイツリーに登って東京の夜景を見た時に、これだけ無数の電気が街に灯っていて、その中には私たちが作業した建物もあるということに感動したんです。

杉田 ご自身の仕事で、人々の生活が照らされているわけですものね。最後に、今後の意気込みをお聞かせ頂けますか?

占部 今、こうして仕事ができているのは、決して当たり前ではないということを、今後も忘れないようにしたいと考えています。“当たり前”という感覚を取り払い、感謝の気持ちを大切に、さらに精進していくつもりです。そして、何を“幸せ”だと感じるかは人それぞれ。従業員一人ひとりが幸せを感じられるような会社づくりを行ってまいります。

GUEST COMMENT

杉田 かおる

東日本大震災の被災地でも工事をされたという占部社長。その時の経験から「当たり前のものは当たり前ではない」と強く感じられたそうで、そのお気持ちには私も心から共感しました。まだ30代に入られたばかりという若さも武器に、これからもたくさんの人の暮らしと未来を明るく照らしていってください。

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