インタビュー

建築

川﨑 会社全体の士気を高めるために、社長自ら職人さんたちに伝えていることなどはありますか?

鹿野 忘年会や大きな現場が終わった後の納会など、節目のタイミングで必ず伝えているのは、「今いるメンバーの誰か1人でも欠けたら、同じ仕事はできない」ということです。全員が縁あって一緒に仕事をしている大切な仲間ですから、誰一人として欠けてほしくありませんし、このメンバーで良いものをつくっていきたいと思っていて。その分、私としては、みんなが長く働き続けられるよう社内の環境や雰囲気を良くして、メリハリのある仕事の進め方をするなど、さまざまな工夫をしています。そのかいもあってか、新たに入社した職人の離職率は、同業他社と比較してとても低いんです。

川﨑 それは素晴らしい。社長ご自身もまだ30代とお若いですし、この先もますます時代に合った取り組みを進めていかれそうで、とても楽しみです。

鹿野 ありがとうございます。昨今は少子化の影響もあり、建設業界全体で職人が減っているという現状があります。そこで、当社が率先して働き方や職場づくりに改革を起こしつつ、建設業の良さを発信し、業界イメージを向上するモデルの1つになれれば嬉しいです。
 振り返ってみると、かつて右も左も分からなかった自分を本当に多くの方が支えてくださり、ここまでやって来ることができました。今後も現状に満足せず、皆様のニーズにお応えする仕事を続けてまいります。

幅広い世代の腕利き職人が支える
チームの雰囲気と高品質な施工

(株)葵工業は、店舗や施設における溶接・鍛冶工事全般を手掛ける会社である。職人たちは若手からベテランまで年齢層は幅広く、一人ひとりがチームのことを考えて育成や仕事に励んでいるという。そのチーム力が社内の良い雰囲気を生み出し、施工の高い品質につながっているのだ。

GUEST COMMENT

川﨑 麻世

「経営者になってから、全ての責任を自分が負うことがプレッシャーであり、同時にやりがいも感じる」とおっしゃっていた鹿野社長。私も演出家として舞台に携わったときは役者とは違った緊張感、嬉しさがあったので、とても共感しました。仲間や取引先など、周囲の人との関係を大切にされる社長の下になら、今後も志を共にする仲間が集まって来ることでしょう。

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