埼玉県浦和市出身。10代の頃、地元の土木関係の工務店に入社。その後、同僚と共に独立し、約10年にわたり専務を務める。会社を休眠させることになったのを機に、顧客と従業員のためにも起業を決意。2013年に（株）y’sを設立し、足場工事一式を手掛けている。

矢部　まず、添野社長が建設業界で起業されたきっかけを教えて頂けますか？

添野　10代の頃からとび職や土木の工務店に入り、現場に出ていました。そこで知り合った同僚と一緒に起業して、専務を務めていたのですが、10年ほどでその会社を休眠させることに…。しかし、お客様もいらして従業員も抱えていましたから、「これは私が起業するしかない」と当社を立ち上げた次第です。

矢部　周りのためを思っての起業だったのですね。具体的にどのような業務を手掛けられているのでしょう。

添野　足場仮設、新築・解体・改修などの工事を請け負っており、マンションなどの大規模修繕工事の足場づくりがメインです。近くに多くの方がお住まいの現場での作業なので、あいさつなどのマナーは徹底するように指導しています。