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  • 株式会社 宮﨑電気商会 代表取締役社長 / 1級電気工事施工管理技士 宮﨑 勝徳

インタビュー

建築

鶴久 先代と番頭の絆の深さもうかがえる素敵なエピソードですね。では、社長就任に至ったタイミングというのは?

宮﨑 当時の会社には、社員の働き方や福利厚生など、時代の変遷とともに整備しなければならない部分がたくさんありました。そこで、ずっと生き残っていける会社をつくるために、私から先代に正直な思いをぶつけていたんです。最終的には先代が私の覚悟と思いを認めてくださり、38歳の時に代替わりをしました。

鶴久 先代から受け継いで大切にされている教えなどはありますか?

宮﨑 「お客様に喜んで頂く」という基本方針は、創業時から一切変わっていません。昔、家に住み込みの職人が何人もいた頃、みんなで一緒に食卓を囲み、その日にあった現場のことを思い思いに話していました。すると、先代は職人たちに対し、最後に必ず「それで、お客さんは喜んでくれたのか」と聞いていたのです。幼い頃から見ていたそんな先代の姿を見習い、私も従業員たちにはお客様のための仕事を徹底してもらっています。

顧客に幸せをもたらし、自身も幸せに

鶴久 具体的には、業務においてどういった点を工夫されているのでしょう。

宮﨑 例えば、私たちの主な仕事に新築住宅の電気工事があります。その際、施工やライティングにこだわるのはもちろん、車いすの方がいらっしゃるご家庭ならコンセントを高めに設置して差し込みやすくしたり、デザイン性を重視される方であれば電気のスイッチを通常より低くし、インテリアを邪魔しないようにしたり・・・。コンセントやスイッチの配置まで気に掛けるお客様はあまりいらっしゃらないからこそ、私たちからアイデアをご提案し、上質な空間になるようにサポートしてさしあげるのです。

鶴久 それだけ隅々まで配慮してくださるとは素晴らしいです!ただ、その対応を実現するには、お客様の思いを汲み取る職人の方のスキルも必要ですよね。

宮﨑 おっしゃる通りです。職人たちは技術や知識があっても、お客様とコミュニケーションを取るのは苦手という人が多いです。そこで、当社では職人をはじめとした社員たちに考え方のトレーニングをさせています。自分が手掛けた仕事がお客様にどんな価値を生むのか、それをどう伝えたら良いのか。お客様との接し方から、思考方法や心理学までを学べるよう、トレーニングを業務のスケジュールに入れて実践しているのです。

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