インタビュー

スペシャリスト

矢部 独学での勉強やフリーでの活動に際して、モチベーションを保つことは簡単なことではないと思います。

岡田 確かに、コンスタントに続けるものですから、向き不向きはあると思います。私は幸いにもメリハリをつけるのが得意で、創作意欲が湧かないときはあえて何もせず、集中できるときに集中して手掛ける方法で仕事を進めてきました。

他には真似できない造形を

矢部 では現在、具体的にどういった制作を行っているのでしょう。

岡田 デジタルスカルプトという技術を使って、3DCG造形をつくっています。分かりやすく言うと、コンピューターの中で粘土をこねて彫刻をつくるようなイメージですね。映画やアニメ、ゲームといった作品に登場する人物や、ドラゴンなどの架空生物のCGモデリングをメインに行っています。インスピレーションを受けた勢いを保って制作しているため、躍動感や荒々しさのあるモデルを生み出すことができるのです。私自身のスタイルを確立していますし、日本でも数名しか持っていないデジタルスカルプトの資格「ZBrushマスター」も取得している点は、大きな強みだと思います。

矢部 それだけのスキルがあれば、引き合いも多いことでしょうし、やりがいのあるお仕事だと思います。

岡田 やはり、自ら手掛けたモデルがお客様から評価されると純粋に嬉しいです。それも、お客様と擦り合わせながらつくり上げていくので、なおさらですね。特に、クリエイターとして名前を出して頂いた作品が話題となり、世に広まったときにはモチベーションが高まります。また、インターネット上で掲載している当社の作品を見て、海外から連絡をくださる方もいて、国境を越えて作品が認められることは自信につながります。中国に打ち合わせに行くこともあり、アジアを拠点にアメリカ、そして世界へ活動の場をさらに広げていけたらと思います。

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