インタビュー

建築

住み良い環境をつくる「ダクト」

三浦 そもそもダクト工事というのは、実際にどういった施工をされるのかを教えてください。

島田 個人の住宅やマンション、公共のビルや工場、倉庫、学校など、さまざまな建物の空気を調整するための設備を施工します。個人の場合は台所のレンジフード・風呂・トイレの排気、ビルなどでは空調のための設備や火事の際に煙を逃がす排煙設備などです。建設現場において、大工さんたちが建物自体をつくるのに対し、私たちはその中で人が快適に過ごす環境をつくります。これらは天井裏や壁の中など、一般的には目に触れない設備。しかし、心地良い空気を取り込み、そうでない空気を逃がす、風の通り道をつくるという重要な役割を果たしているんです。特に当社は大型施設を得意としており、東京都庁や渋谷ヒカリエ、さいたまスーパーアリーナなどの現場も手掛けてきました。

三浦 それほど大規模な施設も任せられるとは、厚い信頼を得ていらっしゃる証拠だと思います。その要因は、どういったところにあるのでしょう。

島田 20年以上お付き合いして頂いている会社もありますから、同業者やお客様とのつながりを大切にしてきたおかげかもしれませんね。また、品質は決して落とすことなく、いかにコストを抑え、いかに現場でスピーディーに施工できるかを追求し続けてきた結果というのもあると思います。そのためには、現場を見て適切な量の材料を部品の製造業者に発注し、無駄のないように施工することが必要です。そして、工費を見極めた綿密な見積もりを出すことも、経営者として大切。現場だけでなく、経営の面でも長年の知識や経験を得てきたことが、今に生きているのだと思います。

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