インタビュー

医療・福祉

矢部 すると、現場で働くスタッフの方との連携が鍵になりそうです。

吉田 その点では、起業する際に「何をするか」よりも「誰とするか」に重きを置いて仲間を集めましたし、チームワークが当社の強みと言えます。思考のベクトルが変わると行き先が変わってしまうもの。私は代表という立場にありますが、スタッフとは同じ目線で意見交換し、「向き合い、考え、共に歩む」という理念に基づいてチームで経営しているんです。そして、結果だけでなく努力もしっかりと認めて、頑張った人が報われる職場づくりをしたいと考えています。

矢部 なるほど。では、患者さんと接する上で、どんなことを心掛けるよう指導されていますか?

吉田 患者様一人ひとりにしっかりと向き合い、人生背景や人となりを尊重して受け入れることです。私自身、さまざまな業界を経験する中で、人との信頼関係を築くことが何よりも大切と感じましたからね。例えば、他の事業所で受け入れを断られてしまった患者様のことも、その人に原因があると決めつけるのではなく、「自分たちの行動に問題があるのではないか」と自省するようにしています。

矢部 そうであれば、患者さんの気持ちが弱っているときも「一緒に頑張ろう」と思えるでしょうね。

吉田 そうですね。「自分の家族はこういう人に任せたい」という理想像に向かって、これからも突き進みたいと思います。まだまだ訪問リハビリの仕事は広く知られていませんから、当社が先頭に立って業界を引っ張っていきたいです。そのためにも、現在は積極的な情報発信や、ボランティア活動を通じて地域貢献に努めているところ。さらには、さまざまな在宅専門職の方々と手を取って、認知度を高めてまいります。

GUEST COMMENT

矢部 みほ

スタッフの方との関係性を理由に離れた患者さんは、今のところいらっしゃらないそう。そうした点からも、患者さんに対して誠実な吉田代表の考えが、現場に浸透している様子が感じられます。「通院できない」と諦めている方のためにも、会社として成長を続けて訪問リハビリを広めていってくださいね。

1 2


amazonからのご注文
2019年9月号
COMPANYTANK 2019年9月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、元ボクシング世界王者の内山高志さんがご登場!世界王者の栄冠を掴むまでの足跡を辿ります。

定期購読のご案内
 
LINE@無料会員登録はこちらから

LINE@無料会員登録はこちらから

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

杉田 かおる 名高達男 矢部 みほ 宮地 真緒 鶴久 政治 時東ぁみ 水野 裕子 畑山隆則