インタビュー

スペシャリスト

みなと調査事務所

約40年間、陸上自衛隊に勤務して2014年に定年退官。民間企業での勤務を経て、2016年6月にみなと調査事務所を設立する。人との関係性を大切にしていきたいという自身の人生観を基に、問題解決後のケアまでを意識した運営を行う。

みなと調査事務所
住所 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町2-2港陽ビル5F
URL http://k-int-s.com/

矢部 黒田代表は長年自衛官を務めていらっしゃったとのことですが、どのような経緯で探偵事務所を始められたのでしょう。

黒田 30歳の頃に、自衛隊の情報セキュリティー関連の業務に携わっていました。当時、情報セキュリティーに対する考え方や技術は現在ほど普及していませんでしたが、それが重要になる時代が来ると感じ、ゆくゆくは情報を扱う仕事で独立をしようと考えていたのです。そして、定年退官後に民間企業で1年半勉強した後、第1段階として探偵業を開業するに至りました。

矢部 探偵というと、日常生活ではあまり関わりのないご職業だと思いますが、実際はどのようなお仕事を手掛けていらっしゃいますか?

黒田 浮気調査や素行調査をはじめ、行方調査のご依頼も多いです。例えば、ある親御さんから「何年も前に離婚で別れた子どもが、どのように成長したか見たいから写真を撮ってきてほしい」というご相談もありました。その時は、実際に写真を撮ってお見せしたところ大変喜ばれましたし、そうした依頼者様の様子を目にできると、私としても嬉しいですね。

矢部 そんなケースもあるんですね!やりがいを感じられる瞬間だと思います。

黒田 そうですね。また、悩んでいる依頼者様の問題を解決するのはもちろんですが、その後も気軽に相談して頂ける関係づくりを大切にしているんです。そのために、まずは依頼者様の立場に立って、ご相談の真意を汲み取るよう心掛けています。また、問題が深刻であればあるほど人は感情的になるものですから、本人には気付けない客観的な意見をお伝えすることも、大切な役割だと思っています。そうした依頼者様とのやり取りを通して、人間の心理について知れるというのも、この仕事の奥深いところです。

矢部 ただ話を聞くだけではなく、親身になって意見をくださるのですね。最後に、これからはどのような事務所にしていきたいかお聞かせください。

黒田 今後も利益だけを追求するのではなく、人とのつながりを大切にしていきたいです。その結果、ビジネスライクな人間関係を越え、定期的に電話や手紙でやりとりをするほど深いお付き合いになることが今でもありますよ。このように調査を終えてからのアフターケアを欠かさず依頼者様と豊かな関係を築き、ゆくゆくは気軽に足を運んで頂けて、お茶を飲みながらたわいない会話ができるサロンのような事務所にしたいと思っています。

GUEST COMMENT

矢部 みほ

事務的に調査だけを行うのではなく、1人の生身の人間としてのお付き合いを意識しているという黒田代表。何気ない会話が問題解決の糸口につながるとのことですし、人間味のある優しい印象の代表になら、気負わずに何でも相談できそうですね。


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