インタビュー

製造・技術

AINA 株式会社

宮城県出身。大学卒業後、10年ほど料理人の道を歩む。技能協会の支部長を務めていた父の誘いを受けてアパレルの世界へ転身し、2014年にAINA(株)を設立。現在は、薄くて丈夫なスーパー繊維を使った製品の開発に注力している。

AINA 株式会社
住所 〒981-0904
宮城県仙台市青葉区旭ケ丘3-34-10 301

畑山 こちらはアパレル事業を手掛ける会社だと伺っています。

阿部 はい。設立当初はレディースブランドの受託加工を手掛け、順調に仕事を頂いていました。しかし、設立前から手掛けていたスーパー繊維に、アパレル製造技術を融合する、新たな製品開発に主軸を置くことに。現在はそれに加えて、婦人服、高い技術を要するダウンのオーダーの受注や、宮城県内の服装専門学校を対象にアパレル制作に不可欠なCADの実践的な指導を行っています。

畑山 順調な中で主力事業を転換するとは、大きな決断ですね。そして、そのスーパー繊維とはどういったものですか?

阿部 これは薄いながらもハサミやカッター、包丁などで切れない丈夫な繊維で、海底ケーブルや気球などに使われています。そして東日本大震災の経験から、屋内外で履ける足うらに優しい丈夫なインナーソックスを、この素材で開発しました。ガラスを踏んでも貫通しませんし、繊維なので濡れても金属のように滑りません。大人はもちろん、小さなお子様にも履いて頂きたいですね。

畑山 本当に丈夫で素敵な製品ですね!これは多くの場面で活躍するでしょう。

阿部 ええ。最近では、宮城中央森林組合さんの協力の下、林業の組員さんに向けたチェーンソー防護パンツを開発しました。欧州規格の耐洗濯・切創試験にも合格しており、チェーンソーが当たっても体を守れますし、一人ひとりの体や好みに合わせてデザインをカスタマイズできます。私も自ら山に入り急斜面での機械操作の難しさを実感しましたので、着用感を大切にしているんです。

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