インタビュー

医療・福祉

畑山 実際に、子どもたちにはどのような教育をされているのでしょう。

須知 子どもたち一人ひとりに合わせ、自立に向けた教育プログラムで指導しています。そのため、遊ぶ道具というのはほとんどありません。教材を使うときには先生たちに声を掛け、何時から何時まで使うのかを決め、片付けまで行う。そうした決まりやルールをきちんと守るという、人との接し方を重点的に身に付けてもらうようにしています。

畑山 社会で生きる上での基本の部分を、まずは指導されるのですね。

須知 はい。本当はできるのに「できない」と決め付けると、そこで成長が止まってしまいますからね。何もやらせないことが、実は一番の罪。初めはペンを持つことさえできなかった子が、自分で宿題ができるまでに成長したり、年上の子が年少の子に教えたりしている様子を目にすると、やはり嬉しいです。

畑山 大変な分、やりがいの大きな仕事なのでしょうね。スタッフの方にはどのようなことを指導していますか?

須知 自分の思いを表現するのが難しい子もいますから、「褒めてほしい」などの細かなサインを見逃さないよう伝えています。子どもの得意・不得意をスタッフ間で共有しつつ、「1回注意したら5回褒める」という精神で、褒めて伸ばしていきたいです。

山 子どもたちとしっかりと向き合うことで、障害福祉サービスの活動が広がりそうで、今後が楽しみです。

須知 ありがとうございます。こうして事業として成功させ、宮城の地を盛り上げていければ良いですね。将来的には、子どもたちと一生のお付き合いをするために就労支援も手掛ける他、訪問看護事業も始めて医療的ケアが必要な子どものサポートもしたいと考えています。親御さんの心配事を少しでも軽くしてさしあげ、子どもたちを含めてご家族を幸せにしたいというのが私の思いです。

GUEST COMMENT

畑山 隆則

情熱を持って事業を立ち上げられた、チャレンジ精神旺盛な須知代表。「この子にとって何が適しているか」を考えてプログラムを組まれていますから、子ども自身も成長しますし、親御さんも安心して預けられると感じました。子どもの将来を支えるこの事業が、ますます発展することを私も応援しています!

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