インタビュー

建築

株式会社 TSUKADA

茨城県つくば市出身。10代で足場工事の仕事に就き、業界一筋で修業を積む。22歳のときに個人事業主として独立。3年間の経験を積んだ後、(株)TSUKADAとして法人化を果たした。現在は、若い世代の従業員を育てながら足場工事に取り組むとともに、飲食店もオープンするなど、多角的な経営を手掛けている。

株式会社 TSUKADA
住所 〒300-1260
茨城県つくば市西大井1710
URL http://tsukada-tobi.com/

足場業者の激戦区と言われる、茨城県つくば市。この地で生まれ育ち、独立を果たしたのが、(株)TSUKADAの塚田社長だ。従業員を何よりも大切にしながら、地元企業として地域貢献にも目を向けている社長の胸中に、タレントの石黒彩さんが迫った。


基本こそ大切に、信頼につなげる

石黒 塚田社長は22歳のときに独立されたそうですね。その若さで独立される方というのは、業界では多いのですか?

塚田 当時は少ないほうでしたが、最近は増えていますね。特に茨城県つくば市は、実は足場業者がとても多い地域で、自分が知る限りでも若いライバル会社が何社もあるんです。ただ、自分が生まれ育った愛着のある土地ですし、これまでに築いてきた取引先や業者とのつながりを考えたとき、やはりこの場所でやっていこうと思い、当社を設立しました。

石黒 なるほど。いざ独立するとなると、経営や営業活動なども加わりますから、職人時代とはまた違ったご苦労があったことと思います。

塚田 おっしゃる通りで、前職時代に会社内のお金の動きや経営のシステムをしっかり学び、その上で独立したつもりだったのですが、実際にはそううまくはいかなくて。何より、仕事を請けることの大変さを理解できていなかったんですね。それで、最初のうちは2人の従業員を抱える中、本当に厳しい時期を過ごしました。ただ、そのときに自分の考えを叩き直せたことが大きかったと思います。今でも勉強することは多いのですが、それでも次第に紹介などでたくさんの仕事を頂けるようになってきました。

石黒 困難も、ご自身の成長につなげられたのですね。紹介で仕事がもらえるというのは、技術面を含め、周囲からの御社への信頼が厚い証だと思います。

塚田 技術面だけで言えば、私たちが手掛ける足場の場合、安全に工事ができることを最優先にしているので、仕上がりに大きな差が付くものではないと思います。ただ、現場での挨拶や礼儀、お客様への接し方については力を入れて教育していますから、そのあたりが特に皆さんに評価して頂けているのではないでしょうか。現場仕事は技術に加え、最終的に対面の付き合いが占める部分が大きいもの。その中で人間教育という基本的な部分こそ、ないがしろにしてはいけないと思っています。

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