坂田(美) 夫はいつも私やスタッフに、「物事を点で見るな、面で見るんだ」と言っています。遠方への回収も、それ単体では利益にならなくても、そこで生まれた関係が次のサービスへつながれば、最終的にはお互いに得をすることができる──そんな俯瞰的な視点を持ってどんな仕事も引き受けるからこそ、大手さんも彼のことを頼ってくださるのではないかと思っています。
鶴久 素晴らしいお考えだと思います。ただ、「仕事を断らない」という姿勢を貫くためには、スタッフの方々の力添えも必要不可欠ですよね。
坂田(修) おっしゃる通りです。私はとにかく仕事を取ってきて、少数精鋭の15名のスタッフたちに割り振っているので、大変なこともあるでしょうね(笑)。それでも付いてきてくれるスタッフや妻には、本当に感謝しています。
鶴久 今後も「社長が仕事を取ってきて、精鋭揃いのスタッフがそれを料理する」という好循環で、さらに事業が拡大していくといいですね!
坂田(修) そうですね。今、最も力を入れているホテルからの不用品回収・買取を軸にしつつ、この先もどんどん新しいことにチャレンジし続けていくつもりです。大手企業が捨てていらっしゃるもので、私たちにとって宝となり得るものがまだまだたくさん眠っていると思いますから、国内に留まらず、海外へも流通のネットワークを広げてまいります。

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ワールドリユース(株)では、企業・個人を問わず、不用品買取からリユース品のメンテナンス、販売までを一元管理で手掛けている。その対応範囲の広さと、坂田社長と少数精鋭の優秀なスタッフが持つ仕事に対する熱意こそ、同社の大きな強みなのだ。

GUEST COMMENT
鶴久 政治
お話を伺っていて、坂田社長が心からお仕事を楽しんでいらっしゃる様子がひしひしと伝わってきました。「アイデアが常に頭の中に湧いてきて休まらない」と笑っていらっしゃいましたが、私も移動の車中で作曲することがあるのでお気持ちがよく分かります。その尽きることのない情熱があるからこそ、革新的なサービスを生み出せるのでしょうね。