学業修了後は物流業界に入り、トラックの運転手として働く。そこから産業廃棄物の収集運搬を手掛ける会社へ移り、営業職に転身。多くの人と関わることにやりがいを感じつつ、自らが考える理想のサービスを実現すべく独立を決意する。2004年にワールドリユース(株)を設立、不用品回収から販売に至るまでの過程をトータルで担う独自の手法で規模を拡大し続けている。

ワールドリユース 株式会社 / ワールドサポート 株式会社 | |
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住所 | 〒343-0112 埼玉県北葛飾郡松伏町松葉2-1-9 |
URL | http://www.world-reuse.com/ http://worldspt.com/ |
引っ越しや買い替えのタイミングで生じる「不用品」。それを企業・個人問わず回収し、新たな使用者の元へ届けているのが、ワールドリユース(株)だ。「不要→必要」の循環を生み出す事業を手掛ける坂田社長と、社長の活躍を見守る妻・美智子氏の思いを伺った。
“ずば抜けて違うこと”をやる
鶴久 坂田社長は、もう10年以上にわたってこの会社を成長させ続けていらっしゃるそうですね。お若い頃から独立願望をお持ちだったのですか?
坂田(修) いえ、実は最初から社長になりたいと思っていたわけではないんです。社会人のスタートも漠然と「トラックの運転手になろうかな」という思いで物流業界に入り、ひたすら働く日々を送っていました。
鶴久 では、そこから何か転機が訪れたということでしょうか。