インタビュー

建築

杉田 日本にいる限りいつまた大きな災害が起こるか分かりませんが、こうしたお家なら安心できますね。

引地 はい。コンテナは車などの重たい物を入れて何段も重ねても、常時揺れている海上を渡っても壊れない、頑丈な構造物です。自宅全てをコンテナにしなくともガレージとして庭に設置すれば、収納や趣味のスペースとして使いつつ、いざというときには避難できます。コンテナハウスをそうしたシェルターとして多くの人に使って頂き、大切な身を守ってもらいたいというのが私の思いです。
 それから、強度を生かして家を楽しくしてほしいとも考えていて。例えば屋上にアスレチックを組んだり、家の中でバイクの手入れをしたり、ブランコを設置したり・・・。家を単なる生活の場とするのではなく、遊びの要素を取り入れて人生を楽しんで頂けたら嬉しいですね。

杉田 なるほど。そうした強度はもちろんですが、輸送のための道具としての特長も生かせそうですね。

引地 おっしゃる通りです。被災地やオリンピックの選手村など、一時的に多くの住居を必要とする場合、一般の建物と異なり、他の地域に簡単に移動できるので、廃棄物や処分費用が発生しません。防災センターやオリンピック資料館として二次活用もしやすいでしょう。

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杉田 汎用性が高いですから、今後さまざまな場面で活躍しそうで楽しみです。

引地 実際に、ホテルや集合住宅として活用できないかと問い合わせも頂いています。そして、当社のコンテナは世界基準の寸法に沿っているので、世界各国へ建物ごと移動できるのも特長です。現在、日本の文化をそのまま海外に輸出できるよう、茶室のコンテナをつくっていて。コンテナハウスを通じて、今までにない形で文化が広められるといいですね。

GUEST COMMENT

杉田 かおる

港に並ぶコンテナを見て「これが家だったら安全だ」と思い、コンテナハウスの実現を目指したという引地社長。その発想力と実行力は目を見張るものがありました。住居に楽しみを与えてくれて、万が一のときには身を守ってくれるコンテナハウスの魅力を、より多くの人に届けていってくださいね。

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