インタビュー

サービス

アスロード物流 株式会社

学業修了後は物流の世界に入り、大手物流会社のドライバーとして勤務する。若くから頭角を現し20代で所長に昇進、その後もキャリアを積んで営業本部長にまで上り詰める。しかし会社の体制が変わり、営業方針の転換を迫られたことから、自らが長年付き合ってきた顧客の仕事を請け続けるために独立を決意。2013年3月にアスロード物流(株)を設立した。

13075logo
住所 〒230-0041
神奈川県横浜市鶴見区潮田町2-99
URL http://asuroad.com/
 
■ 一般貨物自動車運送事業〈関自貨第293号〉
■ 貨物利用運送事業 ■ 倉庫業
■ 物流コンサルティング業 ■ 販売業
■ 飲食店経営 ■ コンビニエンスストア経営

物流業界一筋で歩み、転機となった2013年に会社を設立したアスロード物流(株)の安田社長。前職で次期経営者というポジションにいながら独立を決断した背景には、社長が貫き続ける顧客への熱い思いがあった。野球評論家の吉村禎章さんが、その核心に迫るインタビュー。


仁義を貫いた末の決断

吉村 安田社長は、もう四半世紀以上も物流業界に身を置いていらっしゃるそうですね。

安田 ええ。高校を卒業してすぐに前職である大手物流会社に就職し、運送ドライバーとしてキャリアをスタートさせました。私は結婚が早く、20歳のときには子どももいましたから、当時はとにかく家族を守るためにがむしゃらに働いていましたね。その姿勢が評価されたのか、26歳で所長に抜擢され、その後も順調に昇進を続けて最終的には営業本部長を任されて。実は、退職前には私が次期経営者という話も出ていたんです。

吉村 すると、その会社の経営を担う道もあったと思います。そこから独立という大きな決断をされた理由というのは?

安田 当時、その会社はメインのお客様1社、サブメインのお客様10社と取引をしており、サブメインのお客様とは私が営業担当としてお付き合いしていました。ところが、会社の体制が変わったことで「サブメインのお客様との取引からは撤退する」という方針が打ち出されてしまって。会社の利益のためにメインのお客様との関係を強化するという理屈は理解できましたが、これまで私たちの事業を支えてくださっていた他のお客様を、こちらの都合だけで切り離すなんて、私にはとてもできないと思ったんです。

吉村 なるほど、「利」よりも「義」を重んじようと思われたのですね。

安田 はい。そこで、私が自ら会社を興すことで担当していた10社全てとお付き合いを続けていこうと考え、その旨を一社一社に訪問してお伝えしました。すると、ありがたいことに全てのお客様からご賛同と応援を頂けたんです。

吉村 安田社長のそれまでの仕事ぶりが評価されていた何よりの証拠ですね。

安田 また、会社設立に際しては15人もの部下たちが私についてきてくれました。彼らとの付き合いも、もう20年近くになるので、長年支え続けてくれていることに感謝の念しかありません。

1 2 3


amazonからのご注文
2018年9月号
COMPANYTANK 2017年11月号

1999年、25歳で世界7大陸最高峰登頂を達成し、当時の最年少記録を打ち立てたアルピニスト・野口健氏。15歳で初めて山に登って以来、登山はもちろん、清掃登山をはじめとした環境問題や社会貢献に関するさまざまな活動に勤しんできた。枠にとらわれない挑戦を続ける同氏を突き動かすものとは何なのだろうか。その唯一無二の哲学を伺った。

定期購読のご案内
 
LINE@無料会員登録はこちらから

LINE@無料会員登録はこちらから

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

矢部 みほ 水野 裕子 川﨑麻世 鶴久 政治 杉田 かおる 名高達男 時東ぁみ 畑山隆則 宮地 真緒