学業修了後は一般企業に4年ほど勤務。退職後、社会保険労務士の仕事を知り、2010年に資格を取得する。約4年半にわたって日本年金機構に勤め、障害年金の審査経験を多く積んだ後、2016年5月に「横田年金社労士事務所」を開設した。
横田年金社労士事務所 | |
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住所 | 〒352-0014 埼玉県新座市栄4-8-34 |
URL | http://www.yokota-nenkin.com/ |
時東 社会保険労務士の業務はとても範囲が広いと伺っています。横田所長はどのような業務をメインに手がけていらっしゃるのですか?
横田 労働保険や健康保険、年金保険の給付の請求手続きが専門です。とりわけ障害年金の請求については、年金事務所で働いていたときから多くの事例を審査してきましたので、制度や手続きに関することを熟知しています。
時東 障害年金に特化した社労士さんというのは初めて聞きました。実は、私は障害年金のことをあまりよく知らなくて・・・。
横田 障害年金は、先天的な障害を持った方だけでなく、ケガや病気が原因で思うように働けなくなった方なども要件を満たせば受給できる年金制度です。メンタルヘルスで体調を崩してしまった方にも適用され、最近は心の病に苦しむ若い世代の方からのご相談も多いですね。ただ、まだまだ認知度が低いため、時東さんのように制度自体をご存じない方も多いのが現状です。
時東 確かに、年金というと老後にもらうイメージが強かったです。実際は色々な種類があるのですね。
横田 そうなんです。そこで、私は申請手続きを代行する一方で、障害年金制度の啓蒙にも努めています。例えば、当事務所では初回相談が無料で、もちろん相談にだけお越し頂いても構いません。まずは制度を知って頂くことで、ご自身だけでなく、ご家族やご友人が受給できる状態にあるときにもアドバイスできるようになるはずです。申請すれば受給できるはずなのに、制度を知らないことで損をしているという方が、1人でも減っていけばと思いますね。
時東 なるほど。横田所長の雰囲気も柔和で優しいので、相談にも気軽に訪れられそうです。事務所として、今後の展開はどのように考えていらっしゃいますか?
横田 やはりメンタルヘルスの問題は深刻ですので、そこに関するお手伝いに注力していきたいですね。労務を専門とする他の社会保険労務士の方と手を携えるなどして、そもそも心の病を患わない働き方や、休職してしまった場合でも速やかに職場復帰できるような提案を、トータルで行える仕組みを整えたいと考えています。

GUEST COMMENT
時東 ぁみ
対談の中で、横田所長は「相談を受ける際は、相談者の方のペースに合わせてじっくりお話を聞くのが大切」と語っていらっしゃいました。仕事に対して誠実なスタンスをお持ちで、その上年金のエキスパートでいらっしゃる横田所長に相談すれば、きっとより良い形で受給することができると思います。