インタビュー

建築

株式会社 Orquesta

学生起業を経験するも、会社は4年ほどで整理し、その後は家具職人の修業に入る。福岡県内のインテリアショップで経験を積み、2013年にアンティーク家具店を開業。現在は福岡の百道浜付近に店を構え、家具にとどまらず空間全体をプロデュースする仕事を手がけている。2016年には法人化を果たした。

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Guild Arts
株式会社 Orquesta
住所 〒814-0002 福岡県福岡市早良区西新3-15-9
URL http://guild-arts.net/

福岡県にある「Guild Arts」は、まるで絵本や映画で描かれる世界のような、こだわりのインテリアが特徴的なアンティーク家具ショップだ。独自の世界観を生み出す(株)Orquestaの原田社長に、同じアーティストの立場から鶴久政治さんが話を伺った。


インテリア業界でゼロからのスタート

鶴久 原田社長は、どういった経緯でインテリアの世界に入ったのでしょう。

12826t原田 実は大学時代に別業界で起業をしていたのですが、24歳で畳むことになり、次はもっと自分の好きな仕事に挑戦してみたいと思うようになりました。そんなとき、道を歩いていたらとあるインテリアショップが目に入って、どこか強く惹かれるものがあり、修業させてもらえないかと飛び込みで頼んでみたのです。そのお店もちょうど従業員を募集するところだったそうで、タイミング良く働かせて頂けることになりました。

鶴久 元々、ものづくりやデザインは得意だったのですか?

原田 いえ、ものづくりの経験は全くありませんでした。ただ、インテリアが好きだったこと、そして自分にとって雲の上の存在だった“ものをつくる人”への憧れもあって、一歩を踏み出すことができたんだと思いますね。

鶴久 それから実際に修業に入られてみて、いかがでした?

原田 ゼロからのスタートでしたし、師匠の指導も厳しかったので、本当にめまぐるしい日々が続きましたね。ただ、修業を始めるときには何があっても頑張ってやり抜こうと決意を固めていたので、挫けずに続けることができました。そして、次第にお店の家具を配置させてもらったり、ディスプレイをさせてもらえるようになったのです。

鶴久 ご自身でも、その頃には自分の作品に自信を持てるようになっていたのでしょうか。

原田 そうですね。お店には、私が家具の配置に携わり始めてから、自分の作品も少しずつ置くようになっていました。その中で、お客様が師匠の作品より私の作品を気に入ってくださったときがあって。お客様の好みにはまったということもあると思いますが、自分にとっては自信に繋がった瞬間でしたね。

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カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たち。本業における信念やその軌跡、そして経営者へのインタビューを通じて感じたことについて、本誌編集局が逆インタビュー。