幼い頃から建築の仕事に興味があり、学業修了後はリフォーム会社に入社。そこで5年ほど経験を積み、自分の企画を試したいという気持ちから23歳で独立。2010年に（株）STATUSを設立した。現在は修繕工事やリノベーション、クロス・床材張替工事などを手がけている。

鶴久　永田社長が会社を興されたのは、23歳のときだそうですね。

永田　リフォームの会社で働く中で、自分の思い描く企画が通らない状況に歯がゆさを感じたんです。それで会社を辞めて、理想を貫くために独立しました。誰にも相談せずに行動したので、家族や周りの人には後から怒られましたが（笑）。

鶴久　なかなか男らしい決断です（笑）。実際、独立されていかがでした？

永田　当初は仕事が安定せず、目の前のことをがむしゃらにやっていました。その状況を脱してからも、また落ち込む時期があって─ただ、順風満帆ではなかったものの、その失敗があったからこそ気付けたことはたくさんあります。