インタビュー

建築

有限会社 信和土建

神奈川県相模原市出身。先代である父の影響で10代にして職人の道へ進む。父が病を理由に引退したことを受けて27歳で会社を引き継ぎ、徹底して施工の品質を高めることで信頼を獲得。コンパクトな経営規模を保ちつつ、着実に実績を積み上げている。

有限会社 信和土建
住所 〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名7165-13
TEL 042-763-4443
FAX 042-760-2611

神奈川県相模原の地で長年にわたって基礎工事を手がけてきた(有)信和土建。組織をまとめる宍戸社長は、妥協を許さぬ良質な施工やそれに対する表彰について、「職人ならば当たり前のこと」と言い切る。今回はタレントの石黒彩さんが、その一流の哲学に迫った。


マイナスからのスタート

石黒 こちらは歴史ある土建会社と伺っています。まずは宍戸社長のこれまでの歩みからお聞かせください。

宍戸 当社は先代である父の代から続く会社なのですが、あるとき父が多額の負債を背負ってしまい─当時まだ中学生だった私も、一緒に働かざるを得ない状況になりました。一度は社員も皆やめてしまって、父と母と私の3人で借金を少しずつ返していくという、まさにマイナスからのスタートでしたね。

石黒 それほど大変な時期があったのですね。その苦境をどうやって乗り越えられたのですか?

宍戸 父が病に倒れたことから27歳で会社を引き継ぎ、逃げることなく借金を返済しながら、以後20年間ずっと地元で事業を続けてきました。私には学歴がなく、信用を得るための資格試験も満足に受けられない状況だったので、それでも生き残っていくために何が必要かを考えました。その結果、「余所では決してやっていないような、丁寧で良質な仕事を徹底してやろう」という現在まで続くスタンスに辿り着いたのです。

石黒 基礎工事は建物の土台となる箇所を担うお仕事ですから、そこを丁寧に施工して頂けるかどうかでお客さんの安心感も全然違うと思います。

宍戸 その通りです。基礎の大半は建物に隠れて見えなくなりますが、だからこそきちんとした仕事が必要なのです。

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