埼玉県出身。明治大学を卒業した1996 年、住友海上火災保険(株)(現在は三井住友海上)に就職。以後 20年に渡り保険業務に携わるなかで、保険代理店制度の改革や企業リスクマネジメント、中小企業の日本食品輸出支援など様々な業務に携わる。そのキャリアを以て2016年、総合商社として(株)ジャパンフォーシーズンズを設立した。
株式会社 ジャパンフォーシーズンズ | |
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住所 | 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル10F 1006 |
TEL | 03-6880-9124 |
FAX | 03-6880-9201 |
URL | http://www.jfs-trading.com/ |
「人と地球の明るい未来のために」を理念に掲げる新興総合商社、(株)ジャパンフォーシーズンズ。現在は主に日本とインドネシアとの架け橋的な存在としてバイオ・ナノといった環境事業、食品事業を展開している。同社を設立した本澤社長に、今日に至るキャリアや事業への思いを聞いた。
保険会社としての枠を飛び越えて
鶴久 世界を股に掛ける商社として、2016年4月に事業を開始されたばかりだそうですね。まずは、本澤社長の歩みを聞かせてください。
本澤 大学卒業から起業する直前までの約20年、損害保険会社の三井住友海上でキャリアを積みました。私は埼玉県出身なのですが、愛知県での4年間の勤務を皮切りに東京で約8年、大阪で約7年と、各地を転々としながら保険業界における様々な業務を担ってきたんです。愛知では保険営業としての基礎を学び、東京の本社勤務時には保険業の自由化のタイミングと重なったこともあり、保険代理店の制度そのものの仕組みを作り替える仕事なども経験してきたんですね。それで最後の大阪では、今に繋がる内容の濃い仕事をさせてもらいまして──。