インタビュー

卸・販売

水野 人に恵まれてこられたのですね。

前田 本当にそう思いますね。現在、良質な商品を取り揃えられるのも、その頃から市場との繋がりを築いてこられたおかげです。特に内臓肉などは直接問屋から仕入れることで、新鮮な状態のままお客様のもとにお届けできます。

水野 積み重ねが事業に活きているんですね。食肉業界では時折、狂牛病や鳥インフルエンザなどが問題になりますが、そうした被害は受けなかったのですか?

前田 いえ、弊社も例外なく影響を受けて、売上が一気に落ちたこともありましたよ。騒動の中で廃業する同業者も多かったのですが、私は逆に、そうした時期こそ取引先の新規開拓を行えるチャンスだと捉え、安全な肉を確保すると共に営業を強化しました。インターネットなどで飲食店を調べ、資料を作って一軒一軒アプローチしていったのです。その甲斐あって、徐々にですが、反響が出てくるようになりました。

水野 営業という点で言えば、ホームページも綺麗で分かりやすいものを用意されていますよね。

前田 これは、新しく入ったスタッフの提案です。食肉業界でホームページを作るというのも珍しいので、最初は私も半信半疑でしたが、彼の情熱を感じて任せてみたところとても上手くいき、今ではホームページを介した問い合わせがすごく増えているんです。飲食店も、仕入れの見直しをしたがっているのでしょう。

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水野 新規開店する場合など、繋がりを持たない方には特にありがたいと思います。では、今後についてはいかがですか?

前田 私とスタッフ、その家族の幸せのためにも、取引先を増やしていくつもりです。そしてベースが安定すれば、いずれは自分の飲食店を持つことも視野に入ってくるかもしれませんね。まずは一歩ずつ、着実に進めて参ります。

GUEST COMMENT

水野 裕子

当初は、飲食店で出される料理のことまでは分からず、勉強の日々だったという前田社長。しかし努力の末、今では料理との相性を踏まえた提案ができるそうです。卸業者がそこまで考慮してくだされば、お店もより美味しい料理が作れるでしょうね。この先も実直な姿勢で、良質なお肉を提供し続けてください!

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