• TOP
  • >
  • インタビュー
  • >
  • 盛和環境エンジニアリング 株式会社 代表取締役社長 栗屋野 伸樹

インタビュー

製造・技術

名高 どんな技術になるのですか?

栗屋野 光触媒とは、光を照射することにより触媒作用を示す物質の総称。弊社では東京大学や科学技術振興機構との共同研究により、強い光触媒作用を持った酸化チタン担持セラミックフィルターを開発しました。これは、光が当たることで汚れや細菌・ウイルス・悪臭の原因物質などを取り除く性質を持つ酸化チタンを商品化したもの。現在は医療機関や福祉施設などで、このフィルターを用いた空気清浄機が導入されています。

名高 光の力で抗菌や消臭ができるなんて、夢のような技術ですね。

栗屋野 弊社は光触媒コンソーシアムという団体に属しており、TOTO様やパナソニック様といった大手企業も加盟されています。それだけ魅力的な業界であり、弊社は構想から事業化に至るまで、試行錯誤を繰り返しながら16年の歳月を費やしました。未だ発展途上ではありますが、前途は明るいと考えております。

名高 第二創業期と言える期間を、全社一丸となって盛り上げてこられたのですね。事業化する過程で、栗屋野社長が大切にしてこられたことは何でしょう。

栗屋野 自分1人で行えることには限界があります。それだけに「自分の気持ちをいかに社員に伝え、具現化していくか」ということに心を砕いてきました。リーダーたるもの、強いリーダーシップを発揮することも大切ですが、それ以上に会社の理念を指し示したうえでスタッフの意見にも真摯に耳を傾けることにより、会社は成長するものだと感じています。

12560k01

名高 新事業に乗り出され士気も高まっておられるなか、今後の展開も非常に楽しみになりますね。

栗屋野 これまで支援してくだった研究者の方々に恩返しするためにも、これからは製品の販売を通じて、光触媒の技術を広めていきたいですね。また、今日までスタッフは研究開発の心血を注ぐうえで、苦労した面も多かったと思います。だからこそ今後は役立つ商品を提供し、社員自身にも社会から必要とされる喜びや仕事のやりがいを感じてもらえたら、私としても非常に嬉しいですね。

GUEST COMMENT

名高 達男

「光触媒」を事業化するにあたり、化学の勉強を一からやり直したという栗屋野社長。人任せではなく自ら動く姿に周囲の人は共感を抱くものですし、その率先垂範の姿勢は本当に素晴らしいと思いました。陰ながら、今後のご活躍を期待しています。頑張ってください!

1 2


amazonからのご注文
2019年7月号
COMPANYTANK 2019年7月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、(株)新日本科学の代表取締役会長兼社長兼CEOの永田良一氏がご登場!国内外で積極的に事業拡大を図ってきた同氏から、ビジネスのヒントを探ります。

定期購読のご案内
 
LINE@無料会員登録はこちらから

LINE@無料会員登録はこちらから

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

時東ぁみ 矢部 みほ 杉田 かおる 名高達男 宮地 真緒 水野 裕子 鶴久 政治 畑山隆則