インタビュー

製造・技術

株式会社 ゼフィルス

ロッカーやカギなどの業界で働き続けること25年のベテラン。2011年6月10日に(株)ゼフィルスを設立し、自身の豊富な知識と経験を元にロッカーの販売、修理や扉交換、鍵交換など、ロッカーに関するさまざまなリクエストに応えるほか、ロッカールーム内の設備のコスト削減に繋がる提案も幅広く行う。

株式会社 ゼフィルス
住所 〒271-0046
千葉県松戸市西馬橋蔵元町147 1F
URL http://zephyruslocker.blog60.fc2.com/

フィットネスクラブやスパ施設などでお馴染みのロッカー。(株)ゼフィルスは、このロッカーを専門に取り扱う会社だ。四半世紀にわたる業界経験を持つ社長ならではの細やかなサービスを提供し、新設から修繕まで、顧客の要望に応えている。


メンテナンスすれば長く使い続けられる

大路 御社の設立はいつですか?

岸山 2011年6月10日に法人登記しました。私自身はスチール家具の業界に入って、約25年になります。独立前の会社は、フィットネスクラブのロッカー設置について国内トップのシェアを誇る会社でした。

大路 ロッカー専門会社というのは非常に珍しい気がします。

岸山 販売会社でしたら20年ほど前には結構ありましたが、ロッカーは一度設置してしまえば頻繁に買い替えるものではないですから、今はもう少ないです。しかしロッカーも使い続ければ劣化します。このご時世ですからお客様も古くなったロッカーを買い替えるよりは既にあるロッカーを長く使い続けることを望まれますが、修理の仕事は面倒なので請け負う会社が少ないのが現状。そこで弊社がそのようなロッカーの修理・メンテナンスを手がけているのです。もちろん、販売も併せて行っていますよ。

大路 独立のきっかけは何ですか?

岸山 古くなったロッカーについて困っているお客様がたくさんいらっしゃることです。直せば使えるロッカーなのに壊れて全然使っていないと、その分は、利益の損失に繋がります。そういうケースを多く見ているうちに、「よし、やろう」と思うようになりました。

大路 ロッカーを直して使うという発想は初めてです。メンテナンスとは具体的にどういう仕事ですか?

岸山 多いのは、扉だけを交換する、カギだけを新型に替えるという仕事です。スチールロッカー全体を塗装し直してきれいにすることもできますが、これは現場ではできない作業なので一旦ロッカーを工場へ持ち帰ることになります。塗り替えには最低1週間はかかるのですが、その間ロッカーを使えなくなることは、お客様としてはできれば避けたい。そこで一部交換がメインになります。

大路 表面だけをきれいにすると。

岸山 また20〜30年使っているロッカーの場合、傷んだ箇所の修理部品をどこに頼んでいいかわからない、もしくは部品の生産が終了している、というケースが多いです。そのようなロッカーを使える状態にするための施工も行います。

大路 外観がきれいなロッカーの方が、安全性を感じられていいですものね。

ロッカーのことなら何でもおまかせ

大路 ロッカーのどの部分でも修理できるのが、御社の特徴ですね。

岸山 蝶番もカギも含め、全て私自身が20数年かけて培ってきた技術です。

大路 販売では、どのような商品を手がけていますか?

岸山 メインは本体がスチールで扉が木製のタイプです。もともと、高級ロッカーとして全て木製の製品がありますが、これはかなり高価です。そのため、本体はスチール素材にしてコストを下げ、表から見える扉部分だけ木製にするのです。

大路 木製だと、高級な感じがしますね。

岸山 塗装加工したスチールはどうしても安っぽい印象になります。そこで扉に木目のシートを貼る商品も出ましたが、素材はスチールですから閉めたときにスチール特有の音が出ます。それが嫌という声があり、やがて扉だけ木製の商品が生まれ、今はそれが主流になっています。

大路 お客様独自の、オーダーメイドのロッカーも扱われているとか。

岸山 はい。しかし全てオーダーメイドとは限りません。決まったスペースに既製品をはめて、いくらか余ってしまったスペースに対して「この部分はこう使えばぴたりと収まるではないか」という提案をしたりします。実際、ロッカーのサイズはけっこう融通が利きます。ですから、希望の個数と、色やデザインの相談がメインになりますね。

大路 本当にロッカーのことなら何でもおまかせですね。全て請け負えるのは強みです。お客様もひと言かければ、一度にまとめて解決するので助かるはず。

岸山 ロッカーは業者が売りっぱなしの傾向がありますが、こういうご時世ですから長くお使い頂きたいものです。

大路 御社はスタートしたばかりですが、今後の夢や展望をお聞かせください。

6496k01岸山 将来的にはいわゆる「着せ替えロッカー」を考えています。扉にシートを貼るようにして、そのシートを事業者様自身が簡単に取り替えられるようにするものです。季節に応じて、あるいはロゴや宣伝など、自在に装いを変えられるので、ロッカーそのものの在り方が再認識されるのでは、と考えています。

大路 ロッカーの概念が変わりそうな大きな構想ですね。

岸山 個人のお客様向けには「あなたの撮った写真をロッカーにします」というプロジェクトもやりたいですね。こうした商品はまだ誰も扱っていないし、やった者勝ちなので(笑)。

ロッカー (オーダーメイドロッカー・特注ロッカー)

自由設計ですので、お客さまの都合に合わせて
サイズ・カラー・キーシステムを選びいただけます。
施設の設置場所を考慮し、間取りに合わせての サイズ変更がミリ単位で調整可能です。
フルオーダーロッカー・特注ロッカーに関してお気軽にご相談ください。


木製扉ロッカー オーダーメイドロッカー

木製ロッカー オーダーメイドロッカー
GUEST COMMENT

大路 恵美(女優)

社長の今後の活躍次第では、これまで何の変哲もないと思っていた町中のロッカーの概念が覆されるのではないかと感じました。セキュリティ目的の他にも、宣伝に広告にとロッカーの活用幅が広がりそうですね。また、個人宅向けの商品開発などにも発想豊かな岸山社長。アイデアをどんどん形にして、ロッカー業界を変えていかれることを期待しています。

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