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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

1974年生まれ。千葉県出身。大学在学中に1年間のアメリカ留学を経験する。大学卒業後は、磁気センサー用等の磁石製造メーカーを経て、保険業界に転身。3年間の実務経験を経てリスクマネージメント(株)を創業した。目指すは「日本一の笑顔が生まれる会社」。

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東京海上日動火災保険株式会社 代理店
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原体験となった
アメリカの語学留学

岡安: 御社は保険代理店として活動されていると伺っております。まずは社長の歩みからお聞かせ頂けますか。

間立: 私は大学在学中、1年間休学してアメリカで生活をしたことがあるんですよ。その前に1ヶ月間、アメリカに短期留学をしたのですが、全く英語が喋れなかったにも関わらず、私は人生で最高とも思える友人を得ることができました。その経験から、「人と人というのは、心を開いてぶつかれば必ず通じ合える」ということを実感し、「言葉が通じればもっとコミュニケーションを深めることができる!」との一心で、大学に休学届を出して渡米したのです。

岡安: 国境を越え、人種を越え、言葉も超えて分かり合えた友人の存在が、社長の背中を押してくれたのですね。

間立: それだけ、1ヶ月間の経験が刺激的だったんですよ。人は、成長するに従って行動範囲が広がり、自分の持つ世界を広げていきますよね。私自身、高校、大学と土地を移っていくことでそれを実感していましたし、どんどん広がっていく世界の中で、学生生活を非常に満喫していたんです。海外に渡るということは、さらなる世界の広がりを体験できるわけですから、迷いはありませんでした。
実際に、アメリカでの生活は全てが面白く、毎日がとても充実していました。何事においても、まず「気持ち」が最初にあるそれを、私はこの時に学びました。おいしいものはおいしい、きれいなものはきれい、そんな素直な気持ちさえ持っていれば、たとえ言語や人種、国籍が違っても心を通じ合わせることはできるんです。毎日のように現地の友人と遊び、笑いあっているうちに、いつのまにか英語はペラペラになっていました。

岡安: 英語を学ぶには現地に行って生活するのが一番とは言いますけど、まさしくその通りになったようですね(笑)。

保険業界に自らの進路を見つける

岡安: 日本に戻り、大学を卒業されてからは、どのようなお仕事に就かれたのですか。

間立: 精密機器等のモーターに組み込まれる磁石製造メーカーに勤めました。非常にやりがいのある仕事でしたが、20代後半に入った時、ふと「地元に戻ろう」と思ったんです。アメリカで感じたように、人種や国籍の違いが“心”の前では何の意味もないならば、自分が活動する“場所”もどこであろうと同じはず。ならば、両親や友人がいて自分が必要とされる場所、そして自分を育ててくれた場所で自分を活かそうと思い、千葉に戻ってきました。学生時代に経験したサービス業にもう一度携わりたいという想いもありましたので、まずは地元の会社説明会に参加したのですが、そこでの出会いが私を保険業界に導いてくれたのです。

岡安: 社長のお人柄は、接客業にぴったりだと思います。では地元に戻られたのを機に、現在のお仕事でもある保険業界に入られたと。

間立: そうですね。説明会の会場で、東京海上の方が明るく楽しい将来のビジョンをイキイキと語ってくださったんです。その姿に感銘を受けた私は、この方の下で学びたいと強く思いました。今思えば、損害保険と生命保険の違いも分からなかった私を、よく入れてくれたと思います(笑)。後で聞いたところによると、周囲からは心配する声もあがっていたようですが、その方が強く押してくれたらしいのです。その方に教えられた保険の概念は、私にとっての保険が持つ存在意義を根底から構築してくれました。
1996年に成立した新保険業法以前は、保険は非常に画一的で、自由度が低いパッケージ商品でした。しかし新保険業法の適用後は自由競争が始まり、サービスの内容も非常に多岐にわたる商品が増えました。それに伴い、保険が持つ意味がより一層重要になってきたのです。

岡安: 以前より、利用者のライフプランに即した形態となったからですね。

間立: ええ。アメリカでは、保険に携わる人は弁護士や税理士と同じ地位と見られます。それほどに、保険は人生において重要な役割を担っているからです。考えてみればそうですよね。社会保険や国民健康保険をあわせ、一生を通じて人が払う保険の総額を考えると、大変な金額になります。でも日本で、自分が払っている保険の内容を、詳細まで把握している人はどれほどいるのでしょうか。「リスクヘッジの一端として加入し、言われるままの金額を支払っているだけではないか。業界側がもっときちんと説明し、正確な計算に基づいてライフプランに即した提案をすれば、もっと価値あるリスクマネジメントができるはず」そう強く思ったことが、独立するきっかけになりました。これほど大切な意味を持つ保険を扱う業界でなら、人を笑顔にする仕事ができるに違いないと確信したのです。

接客の原点は「心を開いて伝える」

岡安: 社長のその確信を現実とするために、御社ではどのようなことを大切にしていらっしゃいますか。

間立: 時間をかけて、お客様に保険の内容をしっかりと伝えることです。私自身、語学留学で体感しましたが、人は興味さえあれば通常の何倍ものスピードで物事を理解することができます。それは保険についても同じ。難解な専門用語を使うのではなく、私は分かりやすさを第一に、図を描いてお伝えします。時間を惜しまずじっくりと腰を据えて取り組みますよ。すると大抵のお客様が、積極的に必要な保険を選んでくださるのです。客観的な視線とプロとしての知識を持って、お客様のリスク管理に努める。その責務を果たしながら、真摯にお話することを、何よりも大切にしています。

岡安: 社長の人懐こい雰囲気も、お客様の心を和ませ、信頼を築く要因になっているのでしょうね。最後に今後の目標をお聞かせください。

間立: 他のお客様を紹介してくださる方やスタッフとして入社してくれる人、私の方針に賛同して提携を結んでくださる方、それにお客様を譲ってくださった代理店の方・・・私は多くの人に支えられてここまできました。人生を振り返ると、そんな人たちの笑顔がすぐに浮かんできます。私が目指すのは、「日本一すてきな笑顔が生まれる会社」。会社は、幾人かが集まって初めて「組織」となります。その一人ひとりが持つ能力が相互に影響しあうことによって、組織の可能性は2倍、3倍と膨らんでいくものです。夢と情熱を持って、日本一の笑顔が生まれる究極のサービス業を目指すそれが私の目標です。
そのためにすべきことは、全員がプロ意識を持って自己研鑽を続けること。地道な努力を重ねた結果の答えは、従業員やお客様、それに地域の方々など、ここに集まる全ての方が持っています。笑顔という答えが生まれるよう、これからも全力を尽くしていきたいですね。

GUEST COMMENT

岡安 由美子

「本当にやりたいことが見つかれば、人は何歳になっても再スタートできる」そんな言葉で、保険業界に飛び込んだ時の心持ちを語ってくださった間立社長。社長からあふれ出るエネルギーと全身から発せられるプラスの“気”に、元気と勇気を頂けた対談でした。これからも社長ご自身、笑顔を絶やさずに頑張ってくださいね!

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