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久保村 章[写真右]
株式会社 インタレスティング 代表取締役社長
1977年生まれ、長野県伊那市出身。ミニ四駆をはじめとしたおもちゃ全盛の少年期を過ごしたことから、おもちゃ会社の社長を志す。大学時代に佐藤氏と出会い、インタレスティングプロジェクトを発足。卒業後は証券会社や衛星通信会社で経験を積み、2009年に「おもしろい」をテーマに掲げる(株)インタレスティングを設立した。

佐藤 晋次郎 [写真左]
株式会社 インタレスティング 代表取締役CEO
幼い頃、父親の経営していた会社が倒産し家族と離別、孤児院に入る。その後、父に引き取られるも極度の貧乏を経験。それをバネに奮起し、起業を決意する。1996年、久保村氏と出会い、将来は共に会社を経営することを約束。インターネット広告会社を渡り歩き経験を積んだ後、(株)インタレスティングを設立した。
>>Company
株式会社 インタレスティング
〒160-0023 東京都新宿区西新宿5-24-16 西新宿ウェールビル6F
TEL / FAX 03-6457-5606
URL http://www.interesting.co.jp
MAIL info@interesting.co.jp
メールマガジンの配信や、リスティング広告の運用管理サービスをはじめとした、インターネット広告、及びアプリケーションの開発(iPhoneアプリを3月リリース予定)事業を展開する(株)インタレスティング。世界一「おもしろい」企業を目指しているという同社の、久保村社長、佐藤CEOにお話を伺った。
10年来の約束を果たし起業する
高橋: 御社は、久保村社長と佐藤CEOの共同経営でいらっしゃるとか。まずはお2人の出会いからお聞かせください。

久保村: 佐藤とは大学時代のアルバイト先で知り合いました。そこで意気投合しまして、将来的には2人で会社を興そうと約束をしたんです。

佐藤: 2人とも大学卒業後は一度社会に出て勉強をしてこようと、久保村は証券会社に、私は広告代理店に就職しました。それが1999年頃になります。その後、それぞれが経験を積み2009年5月に当社を立ち上げたんです。

高橋: 10年来の夢を叶えられたわけですね。おめでとうございます。御社はインターネット広告を手がけられていらっしゃるんですよね。

久保村: はい。メールマガジンの配信やリスティング等の広告事業をメインにしていますが、特に今注力しているのはiPhoneアプリの開発です。現在、iPhoneなどのスマートフォンは世界的にブームとなっており、企業が戦略的に参入するケースも目立ちはじめました。

佐藤: それを受けて、3月には当社もiPhoneアプリをリリースします。以降も、企業向けのスマートフォン用アプリの開発を計画しておりまして、それらを活用し、これから伸びていく中小企業が、自社ブランドを発信するためのお手伝いをしていきたいと考えているんです。

高橋: iPhoneアプリですか!私も遊んだことがありますが、作るのは大変そうですね。費用もかなりかかるのでは?

久保村:
確かに安くはありませんが、これまでの携帯電話のWebサービスに比べ、遥かに参入しやすくなっています。佐藤 中にはお金をかけたアプリもありますが、個人で製作したものが、お金をかけたアプリより、ダウンロードランキングで上位に来ていることもよくあります。
 当社は「お金をかければ良いものができるという考え方と、真っ向から勝負したい」と思っているんです。

 
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インタレスティングに込めた想い
高橋: 社名の“インタレスティング”、面白い名前ですよね(笑)。

佐藤: ありがとうございます(笑)。当社では「おもしろき こともなき世を おもしろく」という、私たちの尊敬する人物である高杉晋作の辞世の句を企業理念に掲げています。社名もここに由来していまして、世界で一番面白い企業を目指しているんです。

久保村: 目標は、私たちの少年時代に強い影響を与えた(株)タミヤのミニ四駆。(株)タミヤの田宮会長は著書の中で「ミニ四駆は子供のおもちゃではない。彼らにとっては純然たるモータースポーツなんです」と語っていました。それに感銘を受けましてね。“面白い”を一つの軸に据え、ミニ四駆のような歴史に残るものを創りたいと考えているんです。

高橋: 不景気の今、面白いことを追求し続けるのは難しさを感じませんか?

久保村: 不況の今だからこそ、私たちの“面白い”が必要なのだと考えています。例えば先ほどお話ししたミニ四駆は、パーツを買ってモーターやホイールを交換することで、早くかっこよくすることができるんです。だからお金持ちの子はどんどんパーツを交換していくのですが、それだけでレースに勝てるというわけではありません。パーツをあまり買えない子はホイールやシャーシを自分で削るなど様々な工夫で対抗します。自分で考え、努力をすることで強いマシンを作ることもできるんです。

佐藤: ですから、例えば当社がロボットで対戦するおもちゃを開発したとしても、パーツを購入するだけでかっこよく、その上勝負にも勝てるものにはしません。パーツを買いそろえるお金が無い子でも、自宅や学校にあるパソコンで、ロボットにアクションをさせるためのプログラムを頑張って組めば、かっこいい技や強い技を使えるように必ずします。これからの日本を背負っていく子供達に、お金だけが全てじゃないということを伝え、夢を与えられる、私たちの少年時代で言うところの田宮会長のような存在になりたいと思っているんです。

高橋: 目指しているのはただ面白いだけではなく、子供に夢を与えられることなんですね。ロゴにも何か意味が?

久保村: ロゴはフレミングの左手の法則をイメージしています。佐藤と私から生まれた当社のように、まったく違う方向に働く力を合わせることによって、何か新しいものを生みだしていきたいという意味でデザインしているんです。ロゴを中心に描いてある「INTERESTING!!」という文字の輪には、いろいろな輪を業種を問わず繋げ、広げていきたいという想いを込めています。

高橋: 人と人との繋がりを大切にされているお2人のご活躍が楽しみです。直近の目標もお聞かせください。

佐藤: 今ともに働いてくれているアルバイト従業員を正社員として雇用できる体制を整えたいと思っています。そして、いろいろなアイデアを提案し助けてくれている彼らを、私が精神面で支え、彼らが「インタレスティングライフ」を送れるようにサポートしていきたいですね。

久保村: 私はドラクエでいう勇者を目指します(笑)。勇者は何でもできるけど、何もできないんです。魔法は魔法使いの方が上手いし、戦うのなら戦士の方が強い。でも勇者は皆に信頼されるリーダーなんです。私も会社のリーダーである以上、皆の信頼に応えるために売上を伸ばしていかなければなりません。そのためには、現在当社の軸となっている広告事業をしっかりと継続していきます。そして新しい仕掛けをしながら一緒に会社を盛り上げてくれる仲間を増やし、事業の拡大を目指します。いろいろな人の意見を取り入れながら、決してワンマン経営にはならずにやっていく。そんなリーダーになりたいですね。

 
<GUEST COMMENT>
面白いことを追求し続けるというお2人の姿勢が印象的でした。ミニ四駆の話しをされているときの目は少年のようにキラキラと輝いていましたね。純粋な心を持ち続けていることが、顧客の心を引きつけ、信用にも繋がっていくのでしょう。御社が世界で一番面白い企業になり、世界中の子供たちに素敵な夢を与えることを期待しています。(高橋 かおり)

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