私は実家が商店でなので、その小売業で培った接客販売のノウハウはとても役に立ちました。しかし、これまでは自分の経験や勘でやっていたことを、理論立てて教育しなければいけないというのは非常に難しいですね。この仕事はまさに「人」がすべてですので、良いスタッフを育てると、その人はそのまま会社の財産になります。ですから人材の教育と募集にはとても力を入れています。
派遣するスタッフはアルバイトですか。
基本的にはそうですね。雇用形態や休日にはかなり自由が利きますので、大門さんと同じ役者業の方も多いですよ。この仕事は台詞を覚えるだけではなく、身振り手振りや雰囲気を通してお客様へ直に訴えかけなければいけません。その意味では役者をしている人には最適でしょうし、もちろん役者でなくてもそのイベントを楽しみながらお客様と接することにやりがいを感じる方でしたら必ず楽しんで働いてもらえます。 今はスタッフも60名程ですが、後5年以内に100人体制を作り、社員も10名ほどまで増やしていきたいです。その為にも日々求人を掛けていますので、皆さん積極的に働きに来てもらいたいですね。
我々役者は芝居と芝居の間に大きな休みがありますから、私も若い頃はアルバイトをしたものです。働く日程に自由が利くというのはいいですね。しかし、この仕事は請負先の看板を背負って仕事をしているわけですから、責任も重大ですよ。
私も考えますが、現場から出てくる「こういうのをやれば面白いのでは」という意見を採用することも多々あります。不思議なことにある程度の経験を持った人よりも現場に近い人の方が面白いアイデアを出してきますね(笑)。
私が一番大切にしている考え方は「全員がお客さん」ということです。私にとってメーカーはもちろん、商品を購入して下さる人も、お店のマネージャーも、そしてスタッフも。その皆がお客さんなんです。私にとっては誰か1人いなくなったらそれだけで仕事が成立しませんから。この仕事では本当に人が命なんですよ。これからも人を大切に、事業を拡張していければと願っています。