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移り行く世の中で生きるビジネスパーソンへ贈る 新しい時代に自分軸を持つ思考のヒント

さまざまな物事が目まぐるしく移り変わり、多くの情報が発信されて錯綜している昨今。その中で何を基準にし、何をすればよいのか、取捨選択に悩まされるビジネスパーソンも多い。本連載では、大学院在学中から個人事業主として芸能界・出版業界など多様なフィールドで活躍し、30歳で転職した上場企業ではスピード出世を果たすなど、確固たるビジネスノウハウを蓄積してきた、経営戦略コンサルタント・ストレングスコーチの壁山恵美子氏が、これからの新しい時代に向けて、仕事・ライフスタイル・コミュニケーションにおいて自分の軸を持って考えるための“思考のヒント”を、自身の業務や日常生活での実体験に基づき伝えていく。
 

コーナータイトル刷新のお知らせ

いつも当コラムを読んでいただきありがとうございます。今月号からコーナータイトルを刷新し、「新しい時代に自分軸を持つ思考のヒント」と題してお届けしていくことになりました。

風の時代と言われて1年が経過し、その中で私たちは新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)という、パンデミックを経験してきました。また1日24時間・1年365日、1つブームに乗って流行したこともすごい勢いで移り変わり、さまざまな事象の過ぎ行く速度が変化しているのが近年の傾向かと思います。例えば、「タピオカミルクティー」のような2019年頃から起こった第三次タピオカブームはすでに去り、アニメのブームも『キングダム』、『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』と目まぐるしく移ろいでいますよね。

今後も、情報が発信されるスピードはますます早くなり、情報はどんどん増え、しかし毎日の生活の中で一個人がキャッチできる情報は限られているので、「情報過多」の世の中になるでしょう。また、誰も経験したことのない未知の事象もまだまだ発生していくと思います。このような時代では、起こった事象に対して敏感に情報をキャッチし、それをどう捉えるか、また自分の意見を持ってどう判断していくかということが必要になっていくのです。

有り余る情報を自分の軸で選択する

情報が多いということは、それだけ、自分が観る情報、聴く情報を自分で選択し、かつ、選別する力が必要になります。ご自身でビジネスをしている場合には、自分自身も情報発信していく力が今以上に求められるでしょう。ここで大切なのが、自分の視座を持って考え、判断していくことです。視座とは物事を認識するときの立場。何か1つの事象を捉えるときに、正しいか間違っているかという視点は、時と場合、あるいは立場によって異なります。そのため、自分がどの立場でその情報を選択し、内容を把握し、選別して、最終的に自分にとって必要な情報かどうかを判断するためには、「自分の軸」となるものが重要になるのです。「自分軸」が明確になれば、過多な情報に惑わされることなく、自分が吸収すべき情報が明確になり、自分の仕事の仕方、ライフスタイル、生き方の選択をすることができるようになります。

多様性を尊重し、個性を生かし、自分自身の行動に自信を持って新しい時代を生き抜くために、皆様が自分の軸に基づいて考えを巡らすヒントになれば···と、そんな思いで「新しい時代に自分軸を持つ思考のヒント」とさせていただきました。

計画をどう立てて実行していくか

新たな年の始まりである1月には、気持ちも一新して、何かを始めたくなることもあるかと思います。最近は、2月の立春(旧暦のお正月・中国では春節)を年の切り替えとする考え方も広まっており、1月はその予行練習や準備期間だと考える方も増えているようです。スピリチュアルに精通している方の中には、3月の春分の日を「宇宙元旦」と呼んでいる人もいますね。年のスタートは1月だけじゃないという考え方も、既成概念にとらわれない、自分の軸によるものでとても良いですよね。1月で始められなかったことは2月の立春の機会にスタートするも良し、それでも出遅れた感がある場合には、3月、4月でも、7月や10月でも良いのです。

私の場合、1月は年末年始の慌ただしさもあり、12月から「来年はこんなことをしよう、あれを始めよう」と考えていても、明けて1月1日から計画通りにスタート、となかなかいかないことが多いです。そこで、12月中に翌年の流れを大枠でつかんでおき、1月は慌てずにじっくりと前年の行動を振り返り、2月からじわじわと実行に移していくというサイクルでここ数年は動いています。

毎年の後半(10月〜12月)にかけて、「年間計画セミナー(通称:カレンダー講座)」なるものを経営者様や個人のクライアント様向けに開催していますが、自分の流れをつかむことで、立てる計画にも余裕が生まれ、周りの動きに流されない自分をつくることができています。ここからは、この「年間計画セミナー」でお話していることの中から少しピックアップしてお伝えしていこうと思います。

2022年は「ひとつのサイクルを終え、次のサイクルに向かう1年」

西洋占星術のお話を少ししておくと、拡大・発展の星である木星は、公転周期11.86155年=約12年かけて太陽の周りを巡っています。その木星が、1年おきに太陽星座を順番に巡っていて、それがそのまま1年のトレンドを決めるとも言われています。2022年は魚座なのですが、“木星が滞在する”と言っても実際には星は動き続けているため、年内に魚座から次の星座である牡羊座へ移動し、そこから逆行してまた魚座へ戻り、最終的に12月20日に牡羊座へ巡っていく流れです。

魚座は12星座で最後の星座であり、次の牡羊座は12星座のスタート。つまり、2022年は1つのサイクルを終え、次のサイクルに向かう1年になると考えられます。こうした星の巡りを1つの流れと捉え、今年は、計画をしっかり立てつつ行動に移していくのが全天体順行期間の2月4日から4月末まで、そして木星が牡羊座に入るタイミングである5月から本格的にアクセルを踏むのが良いと考えています。

もちろんこの2年間、世界全体を不安に陥れたコロナ禍で、さまざまなことが停滞する傾向もありますので、新年から勢い勇んで全速力でスタートしても、なかなか追い風が吹かないこともあると思います。ここまで書いてきたように、世の中の流れ、トレンドは、目に見えるようで見えない力が働いている場合もあるのです。ちょっとスピリチュアルな感じがするかもしれませんが、今まで流れに乗って行動するということを私自身が実践してきて、とてもおもしろい結果が出ているので、この目には見えないタイミングのようなものをビジネスにも活用していただければと思い、ご紹介させていただきました。

ところで、「2022年」というキーワードは、10年〜12年ほど前から、さまざまなビジネス書でも使われているのをご存じでしょうか。実際に調べてみると、少し前の書物で「2022年はさまざまな業界で切り替わりになる年」と書かれています。例えば、自動車業界では電気や水素を使った車が次々と市場に出回る年として2022年が予測されていますし、他にもAIでさまざまなものを学習して制御してくことが予想されていたり、経済価値がガラッと変わる年であると言われていたりします。もちろんこれらを鵜呑みにする必要はありませんが、既成概念にとらわれず、「そうかもしれないな」という程度でも構わないので、自分になかったものを新たに取り入れることで、皆様の2022年の行動のヒントになれば幸いです。

それでは、また次回お会いしましょう。

 

■プロフィール
壁山 恵美子(かべやま えみこ)
株式会社 ブレインスイッチ 代表取締役
YAMA HOTEL & ROOFTOP BAR(ミャンマー/ヤンゴン)
Chief Information Officer(CIO)
 
イベント・出版業界を経て、ソフトバンク(株)に入社。情報セキュリティおよびリスクマネジメントを専門分野とするグループマネジャーとして業務に従事。その後、J-SOX、IT統制、システム監査等の経験を経て独立。現在は、上場企業の経営企画部門およびPR・マーケティング戦略などのコンサルティングに携わる。また、中小企業の経営者向けコンサルティングや人材育成の研修カリキュラム開発なども展開。さらに、YAMA HOTEL & ROOFTOP BAR(ミャンマー / ヤンゴン)にてCIOとして人材育成をする傍ら、ミャンマー進出コンサルタントとしても活動。Gallup認定ストレングスコーチとして、組織のマネジャーなどにコーチングおよびコーチング型マネジメント手法を指導している。
 
※保有資格
・Gallup認定ストレングスコーチ
・Tony Buzan公認 マインドマップ・インストラクター
・Peter Walker氏 公認 ベビーマッサージ&ベビーヨガインストラクター
・高等学校教諭第Ⅱ種(公民)免許
 
URL https://brainswitch.jp/
個人Webサイト https://kabeyama.jp/
Facebook https://www.facebook.com/kabeyama/
Instagram @kabeyama
Twitter @Kabeyama_Emiko
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