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サラリーマンのための起業講座 Vol.15

 
「脱サラして起業したい」「自分でビジネスを始めてみたい」・・・先行き不透明な時代だからこそ自分で行動を起こし、お金や自由を得ようとする人は多いのではないだろうか。R・グローバルジャパン(株)の代表取締役・竹内亮介氏から今回は、海外セラーとの値引き交渉術や、納品代行業者の利用術について学ぼう。

第14回では、売れ筋商品の見つけ方や、確実に利益を得るための方法についてお話ししました。第15回となる今回は、海外セラーとの取り引きの際の値引き交渉術や、納品代行業者を利用するメリットやその方法について説明します。

最初は低めの価格を提示する

値引き交渉においては、断られることを前提に、初めは希望の価格よりも低めの価格を提示することが重要です。例えば、自分が100ドルで仕入れたい商品を、セラーが110ドルで販売をしているとします。私ならまずは、90ドルでの取り引きを提案するでしょう。これで、取り引きが成立すればラッキーですし、断られたとしても、「それでは100ドルでどうでしょうか?」と再度提案すると、取り引きが成立しやすくなります。というのも、初めに提示した90ドルが交渉の起点となっていることで、相手は100ドルで譲歩しやすい心理状態にあるからです。さらに、相手は一度断ってしまったことへの罪悪感を抱いているので、2度目の提案を受け入れてくれやすい状態にあると言えます。初めに希望価格を素直に伝えるよりも、「さすがにこの価格では無理かな」という交渉成立が難しそうな低めの価格を提示してみてください。

他の店舗を引き合いに出す

日本の家電量販店で商品を購入する場合、複数の店舗の価格を比較して、一番安い価格で販売しているところで購入する方は多いと思います。また、他の店舗の価格を引き合いに出して、「この商品、他の店舗では〇〇円で売られていましたけど、その値段より安くできないですか?」と値引き交渉をしたことがある方もいるのではないでしょうか。この交渉術を海外セラーと取り引きする際にも使ってみましょう。「この商品、他のセラーは80ドルで売ってるけど、70ドルで販売してもらうことは難しいですか?」という具合です。このように、他の店舗を引き合いに出す交渉術は、とても有効な方法だと思います。さらに、複数購入を検討していることを相手に伝えると、交渉が成立する可能性は高くなるでしょう。

リピート仕入れの際の交渉術

私はリピート仕入れをする際にも、先ほど紹介した“他の店舗を引き合いに出す交渉術”を使っています。そのときに、次のようなメールをしているので、ぜひ参考にしてみてください。「再度、商品Aを買いたいと思っています。ただ、他のセラーが商品Aを80ドルで売ってくれるそうです。しかし、こちらの方とは初めて取り引きをするので不安があります。できれば、一度取り引きしたことがあり、信頼のおけるあなたと再び取り引きしたいのです。もし、今回80ドルで売っていただけるのなら、今後も継続的にあなたと取り引きしたいと思っています。いかがでしょうか?」というような形で他の店舗を引き合いに出すとリピート仕入れの際も値引き交渉がスムーズに進むでしょう。そして、交渉を進めるときは、しっかり相手のセラーの心理状態を考えながらアプローチしてみてください。相手も人間ですので、常に相手の立場に立って、「相手がこう言われたらどう思うか?」と、相手の気持ちを想像しながら交渉することが大切です。

FBAについておさらい

以前、Amazon輸入ビジネスを始めるにあたって “FBA(フルフィルメントby Amazon)”の利用をおすすめしました。FBAは、Amazonが提供している販売支援サービスで、商品をFBA倉庫に納品するだけで、商品の保管や注文処理、梱包から出荷、配送に関する問い合わせ、返品対応までAmazonが代行してくれるサービスです。日本の全国各地にFBAの物流拠点があり、対応してくれています。これをかつて私は、「Amazonがインターネット上で自分が販売したい商品を揃えた自動販売機になっている」とイメージして「Amazon自販機」と呼んでいました。ちなみに、FBA関連でおさらいをしておきましょう。FBAのサービスを利用しているセラーのアカウントには、「Prime」というロゴと、「AMAZON.CO.JP 配送センターより発送されます」という文字が入っています。こうした表記のあるセラーは本格的にAmazon輸入ビジネスを本格的に行っているのです。そのため、ライバルと言えるでしょう。 FBAセラーの参入者数によって、自分の参入余地があるかないかを見極めることもできますよ。

納品代行業者を使おう

FBAは、上手く利用すれば、Amazonの小売り部門の商品と同じだけのサービスレベルで、物流インフラを利用できると前にもご説明したと思います。ただ、FBAを利用したとしても、海外からの仕入れ商品の受け取りや検品、FBAへの納品は自分で行う必要があります。会社員として働く傍ら、副業としてAmazon輸入ビジネスを行う方は日中に自宅にいないことが多いので、なかなか荷物を受け取ることができないでしょう。また、自宅での仮置きスペースも必要となる他、FBAへの納品作業に手間と時間を取られてしまうと思います。それらの問題を解決するために、輸入した商品はまとめて納品代行業者へ送ると、作業の効率化を図ることができるのです。

納品代行業者利用のメリット

納品代行業者には、海外からの商品の受け取りから検品、FBAへの納品までのすべてを依頼することができます。納品代行業者を利用することで、「商品リサーチ」「仕入れ」という利益に直結する作業に専念することが可能になるのです。また、それらは、PC一台で作業できるので、時間と場所に余裕が生まれることになります。ただ、Amazon輸入ビジネスを始めたばかりの方は、どのような作業を納品代行業者に依頼しているのかを知るためにも、まずは自分自身で商品を受け取り、検品をして、商品ラベルや配送ラベルを貼り、FBAへ納品するというところまでを行ってみてくださいね。

納品代行業者利用までの流れ

海外から仕入れた商品を納品代行業者のもとへ届くよう手配する必要があるので、仕入れた商品の配送先は納品代行業者の住所を指定します。そして、Amazonで作成した商品ラベルと配送ラベルを納品代行業者へメールで送付するのです。それらを、業者のもとへ届いた商品やパッケージに貼ってもらい、FBAまで発送してもらいます。そこまでが、納品代行業者へ委託する業務です。

納品代行業者の探し方

ネット上の検索窓に「FBA 納品代行」などと入力して検索をすれば、たくさんの業者が出てきます。私もいろいろな納品代行業者を探したり利用したりしました。業者の中には、価格が安くてもサービスが悪いところや、ミスが多く作業も遅いといったところもあります。

もし、家族や友人が業者よりも安く手伝ってくれる場合には、協力してもらうのも一つの手段です。納品代行の仕事は自宅でできるので、なかなか外で働けないという方にも喜ばれ、雇用創出にもつながるでしょう。ぜひ、周囲の方に相談してみてください。
 

■プロフィール
竹内 亮介(たけうち・りょうすけ)
 
1983年、千葉県に生まれる。立命館大学産業社会学部卒業。R・グローバルジャパン(株)代表取締役。2012年、資金ゼロ、人脈ナシ、全くの未経験からAmazon輸入ビジネスをスタートし、1年後に月収100万円、2年後に月収200万円を稼げるようになる。2014年、事業拡大のため貿易業を手掛ける同社を設立。Amazon輸入の第一人者として、個人コンサルティングやコミュニティ(IBC)でノウハウを教え、月収100~1500万円以上稼げるクライアントを多数輩出。クライアント全員が稼げるようになると定評がある。さらに、読者数8.6万人(購読者数・輸入ビジネス日本一)のメールマガジンを配信し、その独自ノウハウで業界から注目を浴びている。現在は、パソコン1台で世界中どこに行っても仕事ができる生活スタイルを確立。年収1億円、預貯金1億円以上、30ヶ国以上の旅行、ベストセラー出版など、多くの夢をかなえている。
 
■URL
BLOG http://takeuchi01.com/
Facebook https://www.facebook.com/takeuchi01
LINE@「@takeuchi」でID検索(@をお忘れなく!)
Twitter https://twitter.com/takeuchiryosuke
 
■著書
『いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意』(秀和システム、2015年1月)
*3万部突破・増版 13 刷のベストセラー
『Amazon輸入大百科』*期間限定で無料公開中 http://takeuchi01.com/lp/

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