コラム

SPECIAL MESSAGE
数百、数千人の前で講演し、数々の大規模な講演会を成功へと導いてきた安丸涼平氏。人気と実力を兼ね備えた講師である同氏だが、講師としての活動を始めたのは、2015年末なのだという。多くの講演会参加者が目標とするであろう「短期間で結果を出す」ということを自ら体現できた要因、そして同氏が講演会を通じて伝えたい思いを探るロングインタビュー。

人生の転機となった講演会への参加

──まずは、安丸さんが講師としての活動を始めるに至ったきっかけからお聞かせください。

私は昔から、根底に「自由なライフスタイルを手に入れたい」という思いを抱いていました。そこで、大学卒業後はオーストラリアへ短期留学に行ったんです。もともと大学時代にスポーツクラブでアルバイトをしていたので、フィットネスに興味があり、ヨガの資格を取ろうと思ったんですね。そして帰国後、一念発起して上京しました。

しかし、上京後も私の条件に合うインストラクターの仕事はなかなか見つからず・・・最初は飲食店に勤めたのですが、やはり就きたい仕事に就こうとフリーランスのヨガインストラクターとして活動を始めました。ただ、急に独立してもうまくいくわけもなく、結局は全然仕事がないままアルバイトをして食いつなぐ日々で。そうした期間を経て、「このままではダメだ」とさまざまな講演会に通い始め、その中でライブクリエイトの代表・小山が登壇する講演会に参加したことが転機となったのです。

──小山代表の講演は、どんなものだったのでしょう。

これまでに受けていた「講演」の概念が一気に壊れましたね。それくらいの衝撃だったんです。講演と言うと座学を受けるようなイメージですが、小山の場合は体験型で、まさに“エンターテインメント”でした。それで興味を持ち、最初はライブクリエイトの講演会の集客を手伝っていたのですが、ちょうど同時期に求人募集が出ていたので思い切って応募し、25歳で入社に至ったのです。

入社後は、右も左も分からないまま講演の運営リーダーを任されるなど、本当に大変でした。それというのも、スタッフには何でもまずやらせてみて、自分で考えて気付かせることで成長を促すというのが、小山の育成スタイルだったんです。だから私も最初は失敗ばかりで、毎日のように心が折れていましたね(笑)。

──そうした苦しい時期をどうやって乗り越えられたのですか?

「自由なライフスタイルを手に入れる」という、私の一番の目標は変わらないわけです。だからシンプルに、自分がどんな選択や行動をすれば、その目的地に近付いていけるのかを考えていました。たとえモチベーションが下がる出来事があっても、「このままだと遠ざかるな」と思えば道を修正していく。そういう冷静かつ客観的な視点はずっと重視していますね。

それともう1つは、やはり小山の存在です。彼自身が他の誰よりも成長欲求が高く、「成長し続けることがモチベーションになる」と言い切っているんです。10年以上にわたり講演会業界に身を置き経験も実力も持つ彼が、今でも向上心を持ち続けている姿を見ると、私も「いつか追いついて認められる人にならなくては」と思いますね。

さまざまな講師が集結する“本屋”のような場所を提供

──安丸さんが手掛けている講演会の内容についても教えてください。
集客方法の提案やサービスの活用法など、マーケティングに関する講演が中心です。それからスピーカー、講師のトレーニング講座といった、人材育成系の内容も多いですね。おそらく年に150~200回程度は登壇しているのではないでしょうか。数百人規模の講演会も行うので、参加人数はトータルで2万人近くになると思います。

とにかく講演会に参加してくださった方々に結果が出ることを最重要視しているんです。それは売上や集客といった数字的な変化であり、「ライブクリエイトの講演や講座を受けて変われた」という気持ちの変化でもあります。講座中に皆さんの表情が目に見えて変わっていくと、やっていて良かったと強く思いますね。

──理想とする講演家プロデューサーとしての形などはあるのでしょうか?

当社としては、講演会のマッチングを行う“本屋”をつくることを目指しています。講師は自らのノウハウを指南する“著者”のようなものですが、その著者が常に大勢集まっている本屋を提供することで、一人ひとりが最適な学びに出会い、自由に選択できるようになると思うのです。実際、大規模な講演ではライブクリエイト以外の有名な講師も登壇するなど、さまざまな分野の講座を揃えています。

また、こうした場をつくって人を集めるためには、私たち自身が勉強し続けなければなりません。システムやサービスはものすごいスピードで進化していきますし、それらをまずは自ら実践し、その上で分析したポイントやメリットを参加者の方に的確にお伝えするのが私たちの役目ですから。そうした工夫と努力があって初めて、参加者の方は「新しい情報が手に入るから次のイベントにもまた参加しよう」「次はこの分野の学びを深めてみよう」「この場でしか出会えない著名人とつながろう」と、自然と集まってくださるようになるのです。
 

全国に支社を展開しゆくゆくは世界へ

──では、今後の展開についてはいかがでしょう。

会社としては、拠点を増やすことに注力していく予定です。現在は東京を中心に、すでに支社がある大阪と名古屋での講演会も多いのですが、いつも会場には全国各地から参加者の方がいらっしゃるんです。それなら九州や北海道など他のエリアにもどんどん拠点をつくり、いずれは海外にも展開するなどして、1人でも多くの方が参加しやすくなる環境をつくれたらと思っています。そして拠点づくりに伴い、日本にもっと講演会の文化を根付かせていきたいという思いも強いです。たくさんの方が講演会にお越しくださっているとはいえ、現状、日本で講演会に参加する数は20人に1人程度だと言われています。アメリカなどの海外と比べるとまだまだ広まっているとは言えない状況ですから、当社の講演会を通じて学びの魅力に触れるきっかけを増やすことで、日本における講演会文化を育てていきたいと考えています。

また個人的には、世界で活躍できるスピーカーになりたいですね。国境は関係なく学びを提供していきたいですし、一方で、海外でたくさんの方々とつながりを持ち、日本以外の文化に触れられたら、自分自身の成長にもつながると期待しています。

──その情熱と行動力を保ち続けられる原動力は何だと思われますか?

小山ともよく話すのですが、私が目指す「自由なライフスタイル」というものは、決してお金があるだけでは成立しないのです。仮に、不労所得が得られるだけ得られるようになり、もう仕事をしなくて良くなったとしても、その生活はすぐ飽きてしまうと思いますね。そうではなく、私はやはり世の中に対して何かしら貢献したいですし、市場に新しいものを生み出し、影響を与える存在でありたい。ですから、ずっとビジネスに携わり、いつまでも現場に立ち続けていこうと思えるのです。

何より、「挑戦」というのは「できないことをできるようにすること」に他なりません。「これは無理だな」と思うのは結局自分の思考の問題で、最初の一歩を踏み出してみれば、「意外にできた」「いつの間にか達成していた」なんてこともあるはずです。その積み重ねで、できることを増やしていきたいからこそ、私は挑戦し続けるのだと思います。
 

人に伝える術を学ぶことが魅力ある商品を広める第一歩

──最後に、読者である経営者や起業を目指される方へメッセージをお願いします。

経営者の方もこれから起業される方も同様ですが、どれほど素晴らしいミッションや思い、商品やサービスがあっても、人に伝わらなければ意味がありません。そのことは、私自身も独立した時に痛感しました。そして、そういう方々にこそ当社の講演会を通じ、想いを形にしたビジネスにしていくためのマーケティング手法を学んでほしいと思っています。当社には、皆さんが結果を出すお手伝いができるだけのノウハウと経験があります。ですから、ぜひ一度講演会にお越し頂き、次のステージにつながるチャンスを掴みに来てください。

(取材:2018年7月)

■プロフィール
株式会社 ライブクリエイト
取締役 安丸 涼平
Ryohei Yasumaru
 
熊本県出身。地元の大学を卒業後、ヨガインストラクターの資格取得のためオーストラリアへ短期留学する。帰国して上京し、フィットネス業界でフリーランスのインストラクターとして活動を始めるも、集客に苦戦。その状況を変えるべく複数の講演会に参加する中で、(株)ライブクリエイトの代表・小山竜央氏の講演に感銘を受ける。2015年末に同社に入社し、現在は1年に約150回の講演を手掛け、延べ2万人近い参加者に指導を行うカリスマ講師へと成長を遂げている。
 
 
■会社情報
[東京本社]
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-7-25ワコーレ新宿第2ビル3F
[大阪支社]
〒540-0025
大阪府大阪市中央区徳井町1-4-3リッツ第4ビル3F
[名古屋支社]
〒461-0004
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資本金  1000万円
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