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コラム

サラリーマンのための起業講座 Vol.1

 
「脱サラして起業したい」「資金はないが自分でビジネスを始めてみたい」・・・先行き不透明な時代だからこそ、自分自身で行動を起こし、お金や自由を得ようとする人は多いのではないだろうか。では、実際に何から始めれば良いのか、どんなビジネスがローリスクなのか。“Amazon輸入ビジネス”で成功を収めるR・グローバルジャパン(株)の代表取締役・竹内亮介氏からそのノウハウを学ぼう。
 

ゼロから資金をつくる方法

サラリーマンが起業する方法として、どんなビジネスが適しているでしょうか。僕は、インターネットを使ったビジネスをおすすめします。なぜなら、事務所や実店舗を立ち上げる資金がないゼロの状態でも、ネット上であれば物を売ることができるからです。

では、ネットビジネス初心者が、ゼロから資金をつくるにはどうすれば良いのか。実は僕自身、資金ゼロからスタートしていますので、資金のない方の気持ちは良く分かります。

そこで、まずは自宅にある不要品をヤフオク、メルカリ、Amazonなどのネットオークション・ショッピングサイトで売りましょう。自分は不要品だと思っていても、他人にとってはお宝だったりするものです。売れないかもと思わずに、片っ端からどんどん売りさばいていきましょう。なお、不要品販売は自身のものがなくなったら、家族のもの、彼女や友人のもの、その人たちの知り合いのもの、さらには会社から不要品をもらってくるという形でやっていくと、それだけでも資金はつくれますので、ぜひやってみてください。

また、不要品をどうしても集められない場合は、「売れたら価格の7割を支払います」と持ちかけるのも良いと思います。つまり、3割を手数料として頂く、オークション販売代行というビジネスモデルです。高額商品ならその分、利益は大きいので、そうした商品を持つ知り合いがいる場合は、その方に交渉してみても良いかもしれません。

最初から資金が十分にあるという方はほとんどいません。だからこそ、このように自身でどんどん動いて稼ぐ以外に方法はないのです。こういう地道で泥臭い経験をして資金をつくっている人はたくさんいます。たとえ格好悪くても、稼ぐためにはお金を調達した者勝ち、格好良く見せるのは稼いだ後で十分です。

また、おすすめの資金づくりの方法は他にもあります。例えば、「自己アフィリエイト」です。検索すると、その手順をまとめているサイトなどが多数出てきます。これは、自分自身でネット広告に申し込んで「報酬」を受け取る仕組みのこと。難しそうに聞こえるかもしれませんが、無料で簡単に実践でき、すぐに報酬を発生させることができますので参考にしてみてください。

ただ、これらを永続的にやろうというわけではありません。まずは1ヶ月間、これらの方法をひたすら実行すれば、30万円程度は貯まると思います。あとは会社からの給料を貯めるなどして資金をつくってから、リスクの限りなく少ない“Amazon輸入ビジネス”に参入するのが堅実なステップです。今の時代、稼ぐ方法はたくさんありますが、中でも商品を扱う物販が最も堅実で、かつ稼ぎやすいと言えるでしょう。
 

Amazon輸入ビジネスとは

Amazon輸入ビジネスは、とてもシンプルで理にかなったビジネスです。私自身、特別な資格も持っていなければ、英語だって全くできませんし、輸入ビジネスの経験があったわけでもありません。つまり、Amazon輸入に学歴・スキル・才能は一切関係ないのです。よって、サラリーマンが仕事の合間の副業として実践するのはもちろん、就業経験のない主婦や、インターネットに詳しくない年配の方でも簡単にできるビジネスと言えます。

さて、アメリカ発のAmazonというサービスは、2018年5月現在、世界14ヶ国で展開されています。そして、日本Amazonと海外Amazonには、同一の商品がたくさん出品されているのです。

その中で、Amazon輸入の原理原則は、「海外Amazonから安く仕入れた商品を、日本Amazonで売る」、たったこれだけです。例えば、全く同一の商品が、海外Amazonでは日本Amazonより安く売られているとしましょう。その商品を海外Amazonから仕入れて日本Amazonで販売するだけで、差額分の利益が出せるというわけです。ネットショップをつくったり、アフィリエイトのようにブログやホームページを開設したり、あるいは文章を書くスキルや専門知識を身に付けたりする必要はありません。さらに、株・不動産・FX・仮想通貨のように、高いリスクを負うこともないのです。ただ、海外Amazonと日本Amazonで価格差のある商品を見つけて、日本Amazonで販売を行うだけ。これこそが、Amazon輸入が誰でも簡単に参入でき、シンプルで堅実な正攻法のビジネスである理由なのです。
 

なぜAmazon輸入ビジネスは儲かるのか?

それでは、なぜAmazon輸入は儲かるのでしょうか?こういう根本的なことを理解していないと、初心者の方は稼ぎ方が分からないですし、すでに稼げている方も長期的に稼げるようにはなりません。

まず、ビジネスの基本は価値の提供です。より多くの人により高い価値を提供できれば、手に入るお金は増えます。では、どうやって価値を提供すれば良いのかというと、基本パターンとしては、「誰かが面倒くさいと思っていることを代わりにやってあげる」ことでお金がもらえます。

飲食店を例に挙げると、私たちが面倒くさいと思っている食材の仕入れや調理などを代わりに行うことでお金をもらっています。また、学習塾を例に挙げても、独学でやったら面倒くさいような勉強を、先生が代わりに教えたり、必要な情報を与えたり、効率的な勉強法を教えたりして、お金をもらっているのです。世の中にはいろいろな商売やビジネスがあると思いますが、見つめ直してみると、ほとんどがこのパターンであることが分かると思います。

では本題に戻りますが、なぜAmazon輸入は儲かるのでしょうか?それは、「海外から商品を買うのが面倒くさい」、あるいは「言語の壁があるため買いたくない、買えない、輸入するのが不安」・・・こういった方のために、商品を代わりに仕入れてあげて、日本人が買いやすい日本Amazonで販売しているからです。

Amazonは購入手続きも簡単ですし、配送スピードも速いです。日本Amazonなら、もちろん全て日本語で購入できます。そしてAmazonは、抜群の信頼感を誇るプラットフォームなので、お客様も安心して購入することができるのです。

つまり、海外から仕入れて販売するだけで、私たちは何も価値提供をしていないかというと、決してそうではなく、立派な価値提供をしているということが分かると思います。そして、私たちが提供した価値とお客様のお金の交換によって、お金が稼げるという仕組みです。このような理由から、Amazon輸入は“儲かるビジネス”なのです。必ず「誰にどんな価値を提供しているのか」という部分も意識しながら、ビジネスを進めましょう。

■プロフィール
竹内 亮介(たけうち・りょうすけ)
 
1983年、千葉県に生まれる。立命館大学産業社会学部卒業。R・グローバルジャパン(株)代表取締役。2012年、資金ゼロ、人脈ナシ、全くの未経験からAmazon輸入ビジネスをスタートし、1年後に月収100万円、2年後に月収200万円を稼げるようになる。2014年、事業拡大のため貿易業を手掛ける同社を設立。Amazon輸入の第一人者として、個人コンサルティングやコミュニティ(IBC)でノウハウを教え、月収100~1500万円以上稼げるクライアントを多数輩出。クライアント全員が稼げるようになると定評がある。さらに、読者数8.6万人(購読者数・輸入ビジネス日本一)のメールマガジンを配信し、その独自ノウハウで業界から注目を浴びている。現在は、パソコン1台で世界中どこに行っても仕事ができる生活スタイルを確立。年収1億円、預貯金1億円以上、30ヶ国以上の旅行、ベストセラー出版など、多くの夢をかなえている。
 
■著書
『いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意』(秀和システム、2015年1月)
*1.7万部突破・増版8刷のベストセラー
『Amazon輸入大百科』*期間限定で無料公開中 http://takeuchi01.com/lp/
 
■URL
BLOG http://takeuchi01.com/
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